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投資信託での資産運用について

マネー お金と資産の運用 2010/12/24 21:32

似たような質問も拝見しましたが、肝心の部分について答えがみつからないものもありましたので質問させてください。

1.純資産額の推移と基準価額には、明確な相関関係はない。
という意見と
純資産額が運用益(キャピタルゲインや繰り入れたインカムゲインなど)により上がれば基準価額は上昇する。

という意見があります。
一体どちらが正しいのでしょうか。
純資産/口数=標準価額という算式は承知しているのですが、これらは単純に購入者(口数)が増えた場合と運用益で増えた場合の見解の相違、ということでしょうか。

2.TAMシリーズなど分配0のインデックスファンドは「複利で運用されるから有利」とされますが、指数に連動していますよね?
いくらか上下はあっても右肩上がりで上がります、というご意見いただきましたが実際は指数に連動しているので指数が下がれば基準価額も下がっています。
右肩上がりで上がるならグラフとはいくらか乖離していくはずですが数年間のチャートを見ても指数とほぼ同じ動きです(STAMに限らず他の無分配インデックス型でも)。
この場合、繰り入れられたはずのインカムゲインなどの利益は何処に反映されているのでしょうか。
無分配でも決算日に個人の口数が無税で増えているなんてことは…ないですよね?

3.インデックスファンドはキャピタルゲイン狙いと解釈してよろしいですか?
つまり上がった時に売らなければいくら複利式でも「絵に書いた餅」なのでしょうか。
自分は、長期運用を目指しています。
所持し続ける事で運用益を受けるつもりなら分配型の方が良いのでしょうか。

例えば、10年運用で10年後に純資産も指数も横ばい、あるいは下降するというリスクを深刻に捉えるならば、分配式を選ぶのもひとつの方法ですか?
(無論、分配も減になったり0になったりする可能性もありますが…)

以上、よろしくお願いいたします。

補足

2010/12/24 21:32

*証券会社のファンド個別ページを見ると分配金実績が0になっているもの(複利運用を目的として無分配のもの)がありますがその場合は「インカムゲイン分が分配金として払い出される」ことをどこで確認すればよいのでしょうか。

具体的には
【決算日】 5月、11月10日 【分配金再投資コース】 あり 【分配金実績】0円
といった記載の場合です。再投資コースありなのでここでチェックするのでしょうか?

*ちなみに3のインデックスファンドとはSTAMやeMAXISに代表する無分配複利運用型でのファンドを前提としています。

reireirei_90さん ( 群馬県 / 女性 / 33歳 )

回答:2件

吉野 充巨 専門家

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー

1 good

インデックス・ファンドもインカムゲインは分配金に回ります

2010/12/24 23:04 詳細リンク
(4.0)

reireirei_90 様

初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

若干の勘違いがあるようです。

インデックスファンドは通常年一回の決算日にインカムゲイン分が分配金として払い出されます。そして、その分配金で再投資が可能です。

従いまして、再投資口を選べば複利運用になります。その場合口数が増えますから、口数×基準価格が資産総額になります。
分配金として配当が無い場合には、口数が増加します。い

インデックスファンドが指数に連動するのは、指数と連動するように、ファンド全体の銘柄数と銘柄の数量を組成することによります。したがって指数と同じ様に価格の上昇と下落があります。

これは、アクティブファンドでも、市場との連動あります。それをベータ値といいます。ベーター値が1.5の場合には、市場=指数が1上昇すると1.5上昇し、市場が1下落すると1.5下落します。また、ベータが0.5であれば、市場が1動いたときには0.5動くことになります。
このベータ値が1のものがインデックスファンドです。

アクティブ・ファンドの成績の多くは長期的にはインデックスに勝て無いという実証データが数多くあります。また、将来成績が良くなるファンドを選ぶことは困難です。その要因のかなりな部分をコストが占めます。従いまして、長期投資ではインデックスファンド有利とされています。

このような投資の基礎知識を学ぶセミナーを毎月行っています。また、ご都合に合わせたマンツーマンセミナーも承ります。宜しければお申し込みください。


セミナー案内のURLです
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm

セミナー
コスト
マンツーマン
資産運用
基礎

評価・お礼

reireirei_90さん

2010/12/24 23:33

早速有難うございます。
>決算日にインカムゲイン分が分配金として払い出されます。
そうなんです、そこがわからなかったのです。
本やネットの記事も読み漁りましたがその点について具体的に書かれているものがなくて…。
ところで証券会社のファンド個別ページを見ると分配金実績が0になっているものがありますがその場合は「インカムゲイン分が分配金として払い出される」ことをどこで確認すればよいのでしょうか。

具体的には
【決算日】 5月、11月10日 【分配金再投資コース】 あり 【分配金実績】0円
といった記載の場合です。再投資コースありなのでここでチェックするのでしょうか?

吉野 充巨

2010/12/25 08:46

reireirei_90 様
好評価を有り難うございました。

若干舌足らずの回答をして申し訳ございませんでした。分配金は出るのですが、決算期ごとに必ず出るわけではございません。
∵ご承知の通り、インデックス・ファンドの運用管理費は原則インカムゲインから支払われます。従いファンド内に残る余剰は少ないため、数年に1回分配金として配当されるのが現実です。
インデックス・ファンドはアクティブファンドに比べ信託報酬が低く設定されています。また、指数に連動することから、ファンド内ではキャピタルゲインが発生しません(保有している投資家に帰属いたします)。このため余剰の発生が低くなります。

ということは、市場全体のインカムゲインによるリターンは、その程度ということになります。アクティブファンドの信託報酬の多くはインデックスファンドよりも高く設定されていますので、その分キャピタルゲインから充当されていることになります。
これが、アクティブファンドがインデックスに勝てない要因の一つになります。

よって信託報酬は低いファンドのほうが相対的に優位にあるといえます。

私が保有する、上場投資信託(ETF)を含むインデックス・ファンドは、毎月分配があるものから、5年に1回程度しか分配金が出ないものがあります。
なお、どのようなファンド構成になっているかは。下記にて確認ください。
http://www.officemyfp.com/myfundreport-39.html

少しでもお役に立てましたこと何よりです。

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ご質問の3点について

2010/12/25 17:48 詳細リンク
(5.0)

reireirei_90様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご質問拝見しました。

1.純資産額

ご承知の通り、純資産総額/口数で基準価額が決まりますので、単純に購入者が増えただけでは、基準価額は、上がりません。

ただ、その投資信託の運用先が、非常に小さなマーケットであるというような場合には、購入者が増えることによって、インデックスに上向きの影響を与える可能性はあるはずです。

もちろん、そのファンドに含み益が生まれれば、純資産総額も増加します。

2.インデックスファンド

インデックスファンドは、信託報酬が安いという点が魅力の商品ですが、安いとはいえ、タダではありませんので、信託報酬や売買コスト分は、確実に負けるという理屈になります。

では、なぜ、公表されている基準価額が、指数にほぼ連動しているものがあるかというと、例えば、日経225連動型なら組み入れている株式からの配当や貸株収入などで、管理コスト分をほぼまかなえているからだと思われます。

この点は、それぞれのファンドの運用報告書などで確認されるとよいでしょう。

上のような事情ですから、インデックスに連動させるために、分配原資が残りにくいといえるのではないでしょうか。

3.長期運用

インデックスファンドには、債券型もあるのですが、株式型の場合は、仰る通り、どちらかというと、キャピタルゲインを狙いますので、上がった時に売らなければいくら複利式でも「絵に書いた餅」ということは、いえます。

特に、日本株の場合は、少子高齢化などで、右肩上がりの経済成長が期待しにくくなっている背景があるため、ここ20年の株価インデックスは、むしろ右肩下がりという状況です。

実際、信託報酬が安い、というただそれだけの理由で、老後のための大切な資金のほとんどを日本株のETFやインデックスファンドに投入し、その後のリーマンショックで資産が半減してしまい、途方に暮れている、という方も少なくないはずです。

ですので、真剣に長期運用を目指すのであれば、「何かを買えばよい」という発想だけではなく、きちんとした運用計画を立てることをおすすめします。

分配金を貰うか、再投資するかは、計画の中で考えます。

補足

それから、感情のコントロールも重要なテーマです。

スタート時の計画がなければ、マーケットが崩れた時に、買い増したり、リバランスをしたり、といったことは、なかなかできないものです。

特に、最近の投資環境では、適切なアクションを起こせた方と、起こせなかった方で、大きな違いが出ているのが、現実です。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

コスト
投資信託
長期運用
ファンド
株式

評価・お礼

reireirei_90さん

2010/12/25 20:37

ありがとうございます。
3つの質問それぞれに的確に答えていただき、有難いです。
自分の知識を再確認する事ができました。
手数料の安いインデックスファンドも世の中で言われているほど複利式に増えるわけではないのでは?という疑問も解消できた気がします。
自分に合ったファンドを選択できるように更に勉強したいと思います。

森本 直人

2010/12/27 15:37

reireirei_90様、評価・コメントありがとうございます。
そうですね。インデックスファンドは、持ち続けて、祈るという投資戦略を採る方には、おすすめです。

ただ、仰る通り、インデックスファンドが右肩上がりで、複利式に増えるという考え方には、私も疑問を感じ始めています。

実際、日本株の場合は、右肩上がりになっていません。

この前のリーマンショックで、学んだ人たちは、違う投資戦略も試し始めています。

ヘッジファンドもそのひとつですが、自身で、リスクヘッジができるように、デリバティブの勉強を始めている方もいます。

一緒に勉強できる仲間が作れるとよいですね。
あとは、少しずつ始めて、失敗経験から学ぶことも大切と思います。

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