不動産売買について

けよかさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『このようなことは売買の際の不動産屋さんに伝えておかなければならないことなのですか？』につきまして、マンションを売却する場合、購入を希望している方に事前に購入した後からの不要なトラブルを避けるためにも、『物件状況報告書』を提出することになります。

そして、『物件状況報告書』の記載するべき事由に該当する場合には、適切に記載する必要があると考えます。

よって、けよかさんが引っ越すことでむしろ騒音がなくなるのですから、敢えて記載する必要はないように私は思いますが、仲介する不動産業者の担当者に確認をするようにしてください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

騒音の問題は、人によって感じ方も異なり、家族構成、生活習慣等の様々な要因がありますので非常にデリケートな問題です。

マンションの売却を行なわれるうえで、売主側にとって買主様から
「このような内容は売主から契約前に申告がなかった。仮にそれを聞いていたら契約しなかった」
などと引渡し後に主張され、トラブルになることが一番怖いリスクです。

そのリスクを回避するためにも、
「けよかさんの家族構成、どのような生活音を出していたか、等を説明し、けよかさんご一家が居住中に隣接居住者等からどのような話があったか」
ということを、買主様側に報告されておくほうが安全でしょう。

買主様側にも、入居後に不快・不安な思いをされる可能性を低めることにつながると思います。

ただし、はじめにも言いましたが、騒音の問題は非常にデリケートな問題ですので、それを報告したが為に取引が成立しないというリスクもゼロではありません。

まずはご自身が売却を依頼されている仲介業者にありのままを報告し、そのうえで仲介業者とよくご相談されることをお進めします。

多少なりともご参考になれば幸です。