300万の運用方法

しづりんさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間です。

３年後に支出の予定がある資金の運用については、
安全性の高いもので運用をしないといけません。
（車の購入というライフプランが実現できなくなります）

そこで
☆インターネット銀行の定期預金での運用をオススメします。
☆証券会社に口座をお持ちでしたらMMFもしくはMRFでも良いと思います。

３年後に使用でき、
安全性の高いもので、
かつより利率の良いもの
を選択してください。

使用する予定のお金であっても
限られた条件の中でしっかりと運用を行ってみましょう。

しづりん 様 こんにちは。バームスコーポレーションの杉山と申します。

300万円の運用についてですが、その300万円はすべて2年後にご主人が車を購入する資金に充当されるのでしょうか？

一部を車の資金にと考えておられるのであれば、それ以外の部分は長期的な運用を考えてはどうでしょうか？配分比率を細かく考えてもそれを実現できる方法がなければ絵に描いた餅になってしまいます。長期運用できる部分でバランス型ファンドを購入してみて、毎月のレポートや運用報告書をよく読んで理解するように努めてみるのも一考の価値があるかもしれません。

ファンドマネージャーが何を見ているのか、何を考えているのかを理解してみると少し違ったイメージがわいてくるかもしれません。分散投資、分散投資と呪文のように唱えるより、そちらのほうが面白いですしね。

はっきりいえば、少しぐらいの配分のズレなんて気にするほどのことではありません。楽しく運用できていればそれが一番だと思います。

また、自分のお金で企業を応援していると考えるのもいいかもしれません。

「1000億円を動かす！ファンドマネージャー塾」は、私が執筆した本ですが、運用会社の最高投資責任者、ファンドマネージャー、コンプライアンスオフィサーの人たちとの話を載せています。
こういった人たちが何を考えてどのような行動をしているのかを知っていただいたほうが、分散投資を唱えるより数百倍価値のあることだと思います。

なぜなら、そのほうが"しづりん様の見方になってくれるプロフェッショナルをたくさん見つけることができる"からです。

しづりんさん

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です。

しづりんさんはとても上手にお金を貯めてこられていますね。金利上昇を見込んで定期預金も短期・・・など、さすが資産運用に興味をもってお勉強されているな、と思います。

せっかくですから、お金を目的別に少し整理してみましょう。

お子さんの教育費は学資保険だけで足りますか？もし不足があるのであればいつまでにいくら、を確認します。
住宅は今後どうされるのでしょうか？また将来リフォーム等が必要になった時など、準備はいかがですか？
車の買い替えにいくら必要でしょう？
老後資金やその他イベント資金はご夫婦で話し合ったことがありますか？

色々と思い浮かんだらそれを時間で二つに区切ってみましょう。５年位の間に必要なお金。５年以上先に必要なお金。

５年以内に必要なお金は、個人向け国債５年もの、または１０年もの（途中換金しても元本保証です。ペナルティはありますので購入の際には確認して下さい）ネット銀行の定期預金などが適した金融商品でしょう。

５年以上先に使うお金であれば、投資信託で少し積極的に運用してみてもよいでしょう。日本株式、世界株式、世界債券、振興国に３０，３０，３０，１０％の割合で分散投資しても良いのでは、と思います。出来れば配分と商品の選択については、独立系ＦＰなどのプロのアドバイスを参考にされるとよいと思います。

またまとまったお金が出来てから運用先を決めるという方法ではなく、毎月投資信託を積み立てで購入するという方法もあります。共働きで一生懸命されていらっしゃるので、是非将来に向けて投信積み立てを検討されてみると良いと思います。

今後も上手にお金とつきあっていって下さいね。

しづりん様 初めまして。CFP®の吉野充巨です

3年後に車購入に充てる資金として運用期限付き、元本割れの低い投資先は、
1.定期預金
ネットバンクの金利が高めです
2.MMF
短期の金融債で運用しています。各運用先で平均利回りが変わり、現在0.5% 〜0.2%と幅があります。
3.国内債券
地方債(地方自治体が発行元の債券)、事業債(民間企業発行の社債)
⇒大手証券会社のホームページで債券を開き、既発債欄に現在販売している債券が掲載されています。発行元、償還期限、利率、利回り、販売価格、格付けなどが記載されていますので、この中から3年未満のもので購入を検討ください。地方債は5万円単位、事業債は100万円単位で購入できます。
日々証券会社の手持ち債券の在庫数変わるので、ホームページで確認しながら気に入ったものをお探しください。

元本割れのリスクを抱えても良い場合は、国内債券(上記債券又はMMF)、国内株式(上場投信ETF)、海外債券(インデックスファンド)、海外株式(インデックスファンド)に各25%で均等に配分しますと、リスク9%程度に抑えられてリターンが4%強のポートフォリオが組めます。