対象:新築工事・施工
はじめまして、10月の始めに施工開始をし、今基礎が完成した
だんかいなのですが…
2ヶ月前くらいに、地元の工務店で2400万(地元では土地込み一戸建て
の妥当な金額)で注文住宅として建てますよ。と言われ、契約しました。
契約前にもその工務店が建てた家を見に行って、同じような大きさ、
で、ドア、サッシ、外壁、etc...のカタログを渡され、こんな感じで好きなように
作れますと言われました。
設計も進み、注文住宅だから、自分達の希望を言って見て出来ないなら断るだろう
と思い、リビングをもう少し広くならないかとか言ってると、私達の希望にちかい設計が
出来上がりました。しかし、今まで見て来た他の物件より2坪ほど広くなりました。
工務店のほうもそれでOKをだしたのだから、いいのだろうとさほど、気にもしていませんでした。
それから、ドアを決める段階で工務店に顔を出すと、ドアはこれにしようと思うって、勝手に決まってました。っん⁇と思い、他に出来る範囲で種類は無いかと聴くと、カタログを出してきて、じゃぁこの中から、と言われ、選んだのがたまたま始めのより3万高いドアだったらしく、業者に電話をし始め、OKが出たとのコトでその3万UPのドアに決まりました。その時も、もう坪数も増え赤字だらけで大変なんだ。と言われ、無理はしないで、こっちは、注文住宅だし、素人だから、金額もわからないから、希望を言うけど、無理なら無理と言ってください。といいました。
しかし、希望を言えば嫌な顔をされ、しまいには、いっそ建売りにして気にいったら買えば的なコトを言われ、じゃぁ建売りで気にいらなかったら、手付金は返してもらえるのか問うと、すぐにでもかえせますよ。となぜか、工務店側が切れ口調で言ってきました。その前から、工務店が勝手に色々決めてたら建売りの過程を見てることになりますよね?さすがに切れそうです。このまま続けても何処かでコストを抑えて欠陥にでもなったらと不安です。ここまで、時間をかけて楽しみにやってきたコトが無駄になるのに、手付金だけ返してもらって、引き下がって、工務店の思うつぼにハマるのはなんだかなっとくがいきません。どうするのがベストなのでしょうか⁇
furufuruさん ( 山口県 / 男性 / 30歳 )
回答:3件
ボタンのかけ違いを解消しましょう
私達、設計事務所の立場からすると設計も終了していない、金額も確定していない
段階で工事を始めたのが問題だったのだと思います。
基本的には、実施設計が完了し、見積りが出て、金額調整をきちんと話しあって、
金額がFIXしてから着工するのが私達の通例のやり方です。
この段階では時間がかかる事が多いのですが、「工務店側と施主側のボタンのかけ違い」
を防ぐには非常に重要な段階です。
今回のご相談はまさに双方の「ボタンのかけ違い」から生じたトラブルです。
かたや、「最初にできるといいたっんだからこの金額でできるだろう」
かたや、「安くやってあげてるんだから細かいこと言うな」
といったところです。
売り言葉に買い言葉で、感情的に進めてもいい事はありません。
できれば、第3者の設計事務所などに仲介に入ってもらって、お互いのかけ違い
を解消する必要があります。
一番良いのは工事を一旦とめることですが、事はそう簡単ではありません。
現場に入っている大工さん職人さん達には責任がない話なのに、生活にかかわる
事態になるからです。
そうなれば別の現場に移動してしまいます。別の現場に行ってしまえば、戻ってくる
のもその現場次第になります。
基礎が終わった状態でしたら、上棟してから先はまだ時間があります。
構造体はもはや変えられませんから、その先のお話を第3者に入ってもらって
根を詰めて話しあってください。
回答専門家
- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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お互いの「欲」がそうさせるのではないでしょうか?
こんばんは。パウダーイエローの稲垣史朗です。
注文住宅に限らず人間のお互いの繋がりには、お互いの「欲」が当然に絡み合うものです。
有る人はお金を出す人が一番偉いのだから時分の言うことを聞いて当たり前と思い、
反対に相手はこれだけのことをやってあげているのだから感謝されて当たり前じゃないのか・・・
と、何処までも自分本位で考えるのが本来の人間の「欲」のなせる業ではないかと思います。
今の世の中、この欲が全面に出て来ることが非常に多いと思いますね!
昔は人様のお陰で、自分に出来ない事をやって頂けることに「感謝の気持ち」や「尊敬の念」が感じ取られたものです。
しかし、現代はお互いに自分の主張だけを正当化して、相手に隙を与えないようにガードを高くして絶対に許さないぞ!的な感情論に走る場面がよく見受けられてなりません・・・。
振り上げた「拳」の収め方が分らないのでは無いでしょうか。
冷静になってこの先の進め方をお考えになられる方が得策ではないかと思います。
人間には「言葉」と言う他の生物には存在しない素晴らしい「道具」を持っています。生かすも殺すも道具の使い方一つではないでしょうか。
評価・お礼
furufuruさん
2010/10/26 00:09ありがとうございます。とてもその通りだと思いました。
変な意地の張り合いになって、どちらも引かずって感じになっちゃってます。
少し冷静に話し合いをしてみようと思います。
本当にありがとうございました。
回答専門家
- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
稲垣 史朗が提供する商品・サービス
どんなスタイルも好みの形でオーダー家具作成のご相談に乗ります
壁面収納等など自分だけのスタイルでお気に入りの家具を素材選びからご相談させて頂きます。
リフォームとは、ちょっとしたアイディアから生まれて来るものです。
早乙女 義明
建築家
-
注文住宅の意味
はじめまして、waff建築設計室早乙女と申します。
設計事務所と違い、ほとんどの住宅メーカーや工務店では「注文住宅」とは
セミオーダーとしての意味合いが大きくなっています。
本来「注文住宅」といえば全ての仕様や設計の希望に答えるという意味ですが
残念ながら細かい図面も使用もないまま工事に入ってしまうのが現状なのではないでしょうか?
住宅に限らず物をつくる場合は細かい1つ1つの部品の値段や製作する人の賃金が含まれます。
細かい見積り書を提出されても実際工事に関わる人間でなければその数量とどんなものを使っているかを判断するのは難しい作業です。
設計事務所のように工事前に通常の何倍もの図面を作成すれば事前の金額の確定は出来ると思いますが、セミオーダーとして普段会社が使っている部材でしか計算していない場合はあらかじめ余裕を見ていた予算枠の中からしか変更は出来ないと思われます。
方法としては
1:現在の工務店が指定してくる部材を折り合いをつけながら決めていく。
2:手付金を返してもらい、お近くの他業者に相談してみる。
2の方法でも住宅を完成させることは可能ですが、解約の手続きや出来ている基礎部分の
保障の移動の確認などの作業をしなければなりません。
1の方法が無難だと思いますが、一度相手を信用できなくなりまたこれからさらに工事が進むにつれ自分の思い通り進まないことに我慢が出来ないという場合は2の方法でも良いのではないでしょうか?
補足
私も相談を受け、基礎部分のみ完成した物件を、工務店解約したお客様の設計、プランニング見積りまでをを行ったことがあります。
建築としては2の方法でも可能ですが
契約し工事をしっかりしている以上、契約金が確実に帰ってくる可能性は低いので
よく工務店と話し合うほうが良いと思います。
(現在のポイント:4pt)
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