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対象:住宅資金・住宅ローン

住宅ローン繰上返済について

マネー 住宅資金・住宅ローン 2010/10/22 09:09

こんにちは、
今年住宅を購入し、2600万円の30年固定金利住宅ローンをくんでいます。

最初の10年間は金利が2.15%固定となっており、
できれば、この10年間で繰上げ返済を少しでも行いたいと思っています。

そこで、質問なのですが、
同じ150万円を繰り上げ返済するのでも、
1、毎年30万円ずつ繰り上げ返済を行う
2、5年ごとに150万円繰り上げ返済を行う
のと、どちらが、最終的な支払い利息を減らせるのでしょうか?
(期間短縮型の場合)

また、ゼロ金利でこれから住宅ローン金利も更に下がるかと思いますが、
繰上げ返済をするよりも、借り換えをしたほうがよいとか、
アドバイス頂ければと思います。

よろしくお願いいたします。

ぎおさん ( 神奈川県 / 女性 / 34歳 )

回答:2件

渡辺 行雄

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー

1 good

住宅ローン繰り上げ返済について

2010/10/22 10:01 詳細リンク
(5.0)

ぎおさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『1.毎年30万円ずつ繰り上げ返済をおこなう。2.5年ごとに150万円繰り上げ返済を行うのと、どちらが、最終的な支払い利息を減らせるのでしょうか?』につきまして、融資先の金融機関から発行されている返済予定表などをご確認していただくとおわかりいただけますが、毎月の返済額は一定でも、返済当初の方が毎月の返済額に占めるローン利息の割合が高くなっています。

また、繰り上げ返済資金は、借り入れ元本に充当され、それに対応するローン利息をそっくり差し引くことができますので、ローン利息の割合が高くなっている返済当初の方が繰り上げ返済の効果も大きくなります。

よって、繰り上げ返済を行う場合、1.毎年30万円ずつ行っていただいた方が、支払う利息の総額をより多く減らすことができます。

尚、借り換えを行うことで、メリットが期待できるための条件として、
1.返済期間が10年以上残っていること。
2.借入残高が1,000万円以上残っていること。
3.借り換えた場合のローン金利の差が1.0%以上になること。
などとなります。

よって、借り換えを行うのでしたら、変動金利か短期固定金利を利用することになります。

ただし、借り換えを行う場合には、
1.改めて諸費用がかかってしまうということ。
2.金融機関によっては、住宅ローンの返済を始めて3年以上の返済実績を求めてくる。
などの点も考慮したうえで、借り換えはご検討していただくとよろしいと考えます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

費用
融資
効果
計画
住宅

評価・お礼

ぎおさん

2010/10/22 10:26

とても早いご回答、ありがとうございました!!
少しずつでも、返していったほうがいいのですね。

わかりやすいご説明ありがとうございました。

借り換えに関しても、すっきりしました。
今のローンは、諸費用があまりかからない銀行だったのですが、
諸費用だけで、普通は結構とられますよね。
確かに、その点を考えると、その分、繰上げ返済をして元本を減らしたほうがいいかな、と思いました。
ありがとうございました。

渡辺 行雄

渡辺 行雄

2010/10/22 10:36

ぎおさんへ

お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。

これからもお金に関することで、分からないことがありましたらご相談ください。

リアルビジョン 渡辺行雄

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新谷 義雄

新谷 義雄
行政書士

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住宅ローン繰上返済について

2010/10/22 13:55 詳細リンク
(5.0)

ファイナンシャルプランナーの新谷が、ぎおさんのご質問にお答えします。


繰上返済の場合
繰上返済が手数料もネットの場合は無料なケースが多く、積極的に繰上返済できる環境ですので、早期に元本を削減して総支払額を極力減らしたいですね。

その点でも、30万円づつでも毎年元本を減らす事で利息の削減ができる「30万円毎年返済」の方が総支払額の面では有利です。ただし、あえて繰上手数料などを払ってまで30万円づつ繰上返済する必要はないでしょう。


条件はご質問からの目安ですが
2600万円借入、30年返済、30年間金利2.15%とすれば5年後(2015年10月)に150万円返済すると・・
総支払額は約98万円程の利息節約効果が見込めます。短縮期間としましては2年1カ月程です。

借り換えの場合

一般的な他金融機関への借り換え

1 金利差が1%以上
2 1000万円以上のローン残高
3 10年以上の返済期間が残っている。

事で借り換えのメリットが生まれてきます。借り換えの際の手数料なども考慮しなければいけません。その為金利が下がった場合は借入金融機関にご相談してみるのも良いかと思います。数千円程度の費用負担で条件変更して貰えるならたとえ0.1%の金利のカットでも十分に試してみる価値があるでしょう。

削減
期間
住宅ローン
返済
借り換え

評価・お礼

ぎおさん

2010/10/22 16:02

早速のご回答、ありがとうございました。

ネットで繰り上げ返済なら、いつでもいくらでも無料なので、少しずつ繰り上げ返済したいと思います。
短縮期間も教えていただきありがとうございました。

一つ、教えて頂きたいのですが、
借り換えについてなのですが、「その為金利が下がった場合は借入金融機関にご相談してみるのも良いかと思います」とご回答にあるのですが、
これは、今住宅ローンを借りている金融機関に相談すると、金融機関によっては、条件を変更してもらえる場合もある、ということなのでしょうか??

新谷 義雄

新谷 義雄

2010/10/22 16:18

ぎお様、ご評価有難うございます。同金融機関の、金利のより安い住宅ローンへの借り換えと言うケースが考えられます。交渉に応じて貰えない場合もあり、あくまで借入金融機関との交渉次第と言う程度ですが、他行への借り換えの前に検討してみる価値はありそうです。他行借り換え以外の選択肢の一つとして今後の参考にして下さい。

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