団信の代わりの民間生命保険

ｇａｂｒｉｎさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『私は独身で、今後も結婚する予定はないので、掛け捨ての死亡保障の生命保険でも良いのでは．．．』につきまして、団体信用生命保険の場合は、保障の対象を住宅ローンに限定していますので、その分、支払い保険料が安く済むようになっています。

尚、民間の生命保険につきましても、支払い保険料が安く済む死亡保険が販売されていますので、両方の支払い保険料を比較したうえで、加入する保険を選択することは賢い判断です。

死亡保険の場合、支払う保険料の総額も決して安くはありませんので、加入する保険も上手に選択するようにしてください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

はじめまして、gabrinさん。
ＦＰ事務所 マネースミスの吉野裕一です。
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/


団体信用生命保険は、民間の生命保険に単独で加入するよりは、メリットがあります。
また住宅ローンの残額と無駄なくリンクされているので、民間の生命保険では住宅ローン残額と同額での契約は難しいですね。

また保険料で見ても、非喫煙の契約の場合に保険料が民間の方が安くなる可能性もあるかも分かりませんが、団信と変わらないか団信の方が安くなる方が多いようです。

また加入条件も民間の収入保障では審査が団信よりも厳しい場合があります。

一度、シミュレーションされているのも良いでしょうね。


また、今後ご結婚される予定は無いという事ですが、もしご結婚をされなのであれば、gabrinさんが万が一亡くなられた後に家を維持していく必要があるのでしょうか？

gabrin様へ

はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回、gabrin様からのご質問につき、お応えさせていただいます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。

（ご参考）

１．住宅ローン（含むフラット３５）の団体信用生命保険と類似するのは、逓減定期保険が良いと思います。

２．では、具体的に保険料を比較した場合、

・フラット３５Sの団体信用生命保険（ローン３，９００万円、保険料年払い、３５年、ローン金利２．５％とした計算、債務残高と並行して保険料が下がる）

１年目：１３９，５００円
１１年目：１１１，４００円
２１年目： ７４，１００円
３１年目： ２６，１００円
３５年目： ３，３００円

（保険料累計＝２，８４２，０００円）

・ソニー生命（ご参考）の逓減定期保険1型（保障額３，９００万円、保険料年払い、３５年、毎年保障額が３％減額）

全期間：１４８，５１２円×３５年＝５，１９７，９２０円（保険料累計）

全期間：１２４，６０５円（非喫煙型）×３５年＝４，３６１，１７５円（保険料累計）

３．因みに家族収入保障保険は被保険者が死亡等の場合、原則として遺族へ年金として給付されます。遺族の希望で一括受取場合は保障期間中の年金総額の約７割となります。

以上を基にご検討されることをお勧めいたします。