対象:一般歯科・歯の治療
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現在タイにおいて奥歯4本のインレー、アンレー(十数年前に日本で治療済み:プラスチックやセラミック)の破損が目立つためさくっとやり直しでも…と思っていたのですが、何軒かの歯科医院を訪れてみたところ、うち2本はクラウンを薦められました。4本とも歯の痛みは今までに感じた事もなかったのですが…。
クラウンは初めて、しかもタイなので、だいぶ不安になってきたので専門の先生方から賢明なアドバイスを頂きたいと思います。
現在#36(奥歯左下)のクラウンの土台までを作ってもらった段階です。
自分の歯で神経は今のところ残してもらっていますが、じくじくと柔らかい痛みを感じるようになってしまいました。依然日本で治療をした際、この歯だったのかは確かではありませんが虫歯が神経に近いため、神経を残しておくことを優先に虫歯部分を少し残したままアンレーをしてもらった記憶があります。
このことは現在かかっている歯科医に伝え、出来れば痛みもなかったのでこのまま神経は残しておきたい旨を伝えたのですが、どうやら神経近くまで削ってしまったのか、削ったあとの写真には黒い二つの点が現れています。
最悪これが神経だとしてそのための痛みを感じているのであれば、クラウン装着前に神経を抜く?(root canalと言っていました)のが将来的に最善なのでしょうか?
他の歯#46(右下奥歯)、右上奥歯(親知らずを抜かした奥から2番目の歯)の治療へと進む前に、今の歯科医でやっていくのか慎重に検討したいと思います。
補足
2010/10/05 02:07クラウン、アンレーを出来ればオールセラミック、または中の土台廻りだけ金俗なものでやりたいと思いますが、夜に歯軋りをする私の奥歯には向いてないのでしょうか? コリコリという感じの歯軋りをするようですが、この場合はこのような素材を使うのが長期的に適していますか?
kanakaanaさん ( 山梨県 / 女性 / 32歳 )
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クラウンの治療について
こんにちは。千葉県松戸市むつみデンタルクリニックの倉田です。
クラウンを選択するかアンレーを選択するかに関しては、それぞれメリットデメリットがあります。
自分の残っている歯が少ない場合はアンレーを入れることで残った歯質が折れてしまう場合もあるので、破損しにくいクラウンにする場合もあります。
実際の歯質の量によって決まりますのでクラウンをすすめられたのであればその方法でもいいのかもしれません。
黒い点に関しては神経ではないかと思われます。以前虫歯が神経の近くまで進行していたとのことですので、慢性カリエス(削る必要はない)かもしれませんね。
まずは神経の炎症を抑える処置を行うべきでしょう。急いでクラウンを入れても、歯髄炎を起こしてしまった場合はクラウンを外す必要がありますので。
尚、歯ぎしりのある方でしたら、大臼歯は硬すぎるセラミックよりも若干柔らかみがあり、適度に削れてくれる「ハイブリッドセラミックス」をおすすめします。担当の先生に歯ぎしりのことも伝えてください。
千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック:http://www.geocities.jp/mutsumidental/
歯HOO!ブログ~松戸市の歯医者さん~:http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
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袋 晃子
歯科医師
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経過をすこしみられても良いと思います。
こんにちは群馬県前橋市歯科ラブアンドティースの袋 晃子と申します。
タイでの治療がどの程度か(日本人向けにされているのですから
悪い治療ではないと思いますが)わかりませんのでアドバイスに
なるかがわかりませんがお答えしようと思います。
#36の歯に関しては、じっとしての激しい痛みはないようですから、
仮歯が入っている状態でしたら
強めのフッ素(おそらく日本で売られいない5%のフッ化ナトリウム)などの塗布や
コーティング(ボンディング材を重合させる)などをして
痛みの様子の変化を探ってみるのが一番良いと思います。
黒い部分はむし歯による変色の可能性が強く、神経が露出しているわけではないと
思われます。(神経に近づくと黒いというより赤かピンク色ぽく見えます)
神経の治療はもし痛みが続いたり、夜寝る前などに激痛がある場合などに
するので良いと思います。
また痛みが続かなく、無くなってくるようでしたら、そのまま
被せるということでいいでしょう。
歯ぎしりの場合は確かにオールセラミックなどは注意が必要で割れる場合も
あるかと思いますので、ゴールドを中心とする金属性のものが安心ですが、
最後の歯(第2大臼歯?)ではないので適応しても
さほど問題はないかと思います。
(もちろん他の歯の咬合にも影響されますのでダメな場合もあるかと思います)
歯科ラブアンドティースはフクロ歯科医院の分院です。
http://www.owl.gr.jp/
歯科ラブアンドティース
http://www.loveandteeth.com/
市来 正博
歯科医師
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お答えいたします
kanakaanaさま海外での治療ということで、ご不安なことと思います
質問の文章ですべて判断できるわけではありませんが、私の意見を述べさせていただきます
まずタイの治療レベルはそれほど低いわけではありませんので、主治医とのコミュニケーションがとれるようであれば心配ないと思います
クラウンかアンレーかという選択は歯の残り方により、また主治医の判断により変わってきますが、クラウンだとだめだということはないと思います。歯を削る量が増えてしまうデメリットがありますが、歯の破折や虫歯の再発についてはアンレーよりも優れている場合もございます。
まだ神経を残してあるということですが、残せるのであればぜひ残していただいたほうがよろしいかと思います。黒い点についてはおそらく神経ではなく、前の治療の金属による着色か進行の遅い虫歯の一部だと思われます。
神経をとる場合のほうがトラブルが多いですので、痛みがあるのであれば少し経過を見られてから治療を進めてはいかがでしょうか
経過から判断すると、治療後の痛みについては、削るときの熱による神経への刺激が一番に考えられます。これがおさまるかは外見上判断しにくく、症状の経過で判断せざる負えません。時間が許せるのであれば、時間をおいて症状の変化をみられることをお勧めいたします
かぶせの種類につきましては、破損の安全性を考えれば金属になるのでしょうが、自分のお口の見え方で、金属が目立っていやであればリスクを取られてオールセラミックにされるのもよいと思います。すべてにベストという選択肢はありませんので、主治医と相談して自分の中で何を重要視するかで判断してはいかがでしょうか
(現在のポイント:-pt)
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