対象:住宅設計・構造
回答:3件
道廣 和男
ISOコンサルタント
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品質に関わる基準仕様書であると思います。
やたぞうさん、こんばんわ!
オフィスネットワークの道廣申します。
ご質問の件ですが、本当なら何故この『枠組壁工法住宅工事共通仕様書』をくれたのかをしっかり、販売会社に確認をする必要が有ると思います。趣旨を理解したうえで、契約書にサイン及び捺印する必要が有ると思われます。
なお、法令関連の基本的な考え方ですが、住宅が出来るまでには各種法令が影響してきます。
日本国憲法 → ○○○ → 建築基準法 → 建築基準法施行令 → 建築基準法施行規則 → ○○○
→ 枠組壁工法住宅工事共通仕様書 に基づいて、設計図を書いて、施工図を書いて住宅を施工していると思います。
その際の基準を顧客に適切に伝えるため、『枠組壁工法住宅工事共通仕様書』を提出しているのではないかと思います。
契約時の『契約書』及び『重要事項説明書』に中に『枠組壁工法住宅工事共通仕様書』の解説とのチェック項目が有りませんでしたか?
推測ですが、契約関連事項を滞りなく伝えるために、このようなプロセスが有るものと推測します。
最新情報が判らない状態で、推測で書いてすみません。
ご参考になれば幸いです。
石川 嘉和
建築家
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フラット35などを借りる時の住宅金融普及協会の仕様書では?
邑都(ゆうと)設計工房の石川と申します。
『枠組壁工法住宅工事仕様書』といいますと、一般的によく使われているのは(財)住宅金融普及協会(旧住宅金融公庫)発行のものです。今回の物件はフラット35などを利用されているのではないですか?フラット35などの住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の住宅ローンを利用するときは配置図、平面図、立面図等の設計図面の他に仕様書を契約図書として添付しなければならないのですが、その仕様書として用意されているのが住宅金融支援機構監修・住宅金融普及協会発行の『枠組壁工法住宅工事仕様書』でこれは2×4構法で作られる住宅に使用されます。
そういう訳で必要書類として仕様書を添付しなければならないのですが、必ずしもこの仕様書(住宅金融普及協会)を使う必要はなく、住宅金融支援機構の定めた基準を盛り込んだ独自の仕様書をつけてもいいのです。ただこの仕様書は網羅的に記載されていますし解説も比較的充実しているのでこれをつけることが多いと思います。
これ以外に、在来構法用の『木造住宅工事仕様書』、鉄筋コンクリートや鉄骨造用の『鉄筋・鉄骨住宅工事仕様書』など構法ごとの仕様書があります。
邑都設計工房
http://www.yu-to.jp/
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