きれいに見える着物の着方

結美堂の結月と申します。

さて、ご質問の件ですが、着姿がきれいに見えるかどうかは以下の点を注意したいところです。

・着丈が決まっているか
・衣紋の抜き具合
・半衿の衿元
・おはしょりがだんごになっていないか

着物の種類にもよりますが、着丈が短すぎると浴衣みたいでおかしいし、長すぎるとだらしなく見えます。

衣紋の抜き具合も着物によりますが、きっちりと抜けているほうが色気もあります。そして着物の衿が長襦袢の半衿にちゃんと密着しているかどうか。
ここがダボついているときれいではなく、そして半衿の白が衣紋の後ろの部分は着物の衿で隠れているほうがいい。

半衿の衿元が崩れて広がっているとやはりきれいには見えません。

おはしょりも内側をきっちりと折り上げておかないと、帯の下で団子のようになると不恰好に見えます。

いずれにしましても、着慣れていないと着ている最中に着崩れを起こす肩や腕の動きをしてしまうので、崩しながら着ているということになります。

しかし、慣れてくるとそうした無駄な動きがなくなって、きれいに着られるようになると思いますよ。

着物を着てお食事会にいらっしゃるなんて、素敵です。是非続けてくださいね！応援します＾＾

お着物の着付けで、綺麗に見える一番のポイントは、襟元です。 長襦袢や着物の襟元を、鼻の下、身体の中心にきちんと合わせる事と、つめる事がポイントとなります。

後姿では、衣紋抜きをこぶし一つ分程抜きます。こうする事で、やぽったく感じずすっきり見えます。（男性と子供さんは、抜きません）

もう一つは、見える所には、皺（しわ）を残さない事です。おはしょりを綺麗に下ろすなど、すべての皺（しわ）は、横に持っていきましょう。

最後に着物を着た状態は、裾つぼまり（すそつぼまり）に着る事を意識しましょう。形としては、資生堂つばきシャンプーの形を想像してみて下さい。その形が一番すっきり綺麗に見える形です。すっきり見えるので、洋服を着ている時よりも、スマートに見られますよ。参考にしてみて下さい＾＾