目隠しで
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2005-11-21 04:24
何十年もある、長いといえば長い人生なんだから、
そのうちのたとえば一週間くらい、目隠しで過ごしてみたり耳栓で過ごしてみたりするのも、
オモシロそうだ。
そんなことを考えていた。
海外旅行にでも行ったつもりで一週間、
絶対に目を開かない。
五感のひとつ、特にふだん頼りすぎている視覚をシャットアウトすることで、
感じるものが全く変わるだろうということ。
そして、一週間ぶりに目隠しを外したその瞬間に見える光景は、
きっとものすごく新鮮で刺激的だろうということ。
そんな体験を、目が開きっぱなしの人生の中でたった一週間やってみるだけで、
何かが変わりそうだ。
目隠しを外す瞬間をどこにするか、海や草原・雪景色だったら凄そうだ。
案外自宅のなれた景色でも、それはそれで新鮮な感動がありそうだ。
そんなことを目だけじゃなくて、耳でもやってみる。
五感を閉じる、一週間のお試し。
それはバックパッカーで旅をするときの動機と同じかも知れない。
(しかも旅費はかからない!)
そのうち仕事が一段落したところでやってみようと企んでいたところで、
ちょうどそれに近いイベントがあることを発見。
こちらは30分程度の体験のようだが、エンターテイメントとしてよくできていそうだ。
さっそくチケットをおさえました。
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このコラムの執筆専門家
- 須永 豪
- (長野県 / 建築家)
- 須永豪・サバイバルデザイン
響きあう木の空間
森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう