対象:会計・経理
舛田 義行
税理士
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BS項目確認が最重要
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はじめまして税理士の舛田と申します。当法人でも自計化率向上に力を注いでおりますので当法人でのお話をさせていただきます。
前提1)毎月お客様のもとへ巡回監査で訪問の場合(当法人指定の会計ソフトを使用)。
当たり前のお話だと思いますがBS項目の残高検証作業につきます。現金から始まり資産勘定を監査し、負債勘定を画面で監査してゆきます。この時必ず根拠資料つまり預金通帳、現金出納帳、売掛台帳、手形帳、買掛金台帳、振替仕訳帳、給与明細、返済表、各種契約書、証憑書等と照合・処理の適正確認いたします。(根拠資料がなければ仕訳はきれないはずですから)。消費税課税事業者であれば消費税処理につき損益科目を全て確認します。現金・預金の中身を監査すればほぼ8割くらいの監査は終了するのではないでしょうか?また別紙に資産負債勘定の残高を必ず内訳付きで手書きで記載して監査しております。残高検証をする意識を職員に持たせるためです。
前提2)遠方のお客様で毎月訪問できない場合(会計ソフトも当法人使用ソフトと相違)。
毎月お客様よりT/Bと仕訳帳を紙で送ってもらう場合とエクセル切り出ししたデータを送ってもらうパターンの2種類あります。エクセル切り出しの場合には仕訳帳にフィルタをかけて監査したりして工夫しています。
評価・お礼
matsumoto7 さん
ご回答ありがとうございます。
>別紙に資産負債勘定の残高を必ず内訳付きで手書きで記載して監査しております。残高検証をする意識を職員に持たせるためです。
大変参考になります。私も行いたいと思います。
再質問が一つあるのですが、先生は前提1)の場合には、仕訳帳は印刷されないのですか?
私は監査漏れが心配で、仕訳帳を必ず印刷しています。効率が悪いような気がして入るのですが。
先生はどの様にお考えになられますでしょうか?
お忙しいとは思いますが、ご回答の程よろしくお願いいたします。
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この回答の相談
自計化の監査の仕方について教えてください
税理士事務所で勤務している新人職員です。
顧問先が紙の帳面を書いている場合には、監査がしやすいのですが、
パソコンで入力をしている場… [続きを読む]
matsumoto7さん (熊本県/29歳/男性)
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