続く血尿について - 沖田 将人 - 専門家プロファイル

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対象:ペットの医療・健康

続く血尿について

2010/05/29 10:05

3,4カ月もの間抗生剤を飲んでも治らない血尿となると、単なる膀胱炎というのは考えにくいのかもしれません。
 可能性としては、
1.おっしゃる通りシュウ酸カルシウムなどの医療食では溶けない種類の石
2.溶けるタイプの石だが腎臓や尿管、尿道などの溶かせない場所にある石
3.膀胱や腎臓などの腫瘍
4.何らかの免疫力が落ちるような基礎疾患(たとえば猫エイズや白血病など)があり、そのためただの膀胱炎でも治りにくくなっている。

 このあたりが可能性として高いのではないでしょうか。
 一番困るのが3ですので、これでないということをまずはっきりさせておくべきかもしれません。

 4に関しては、すでに血液検査を十分されていれば、もう可能性として除外されているのかもしれませんので、主治医の先生に聞いてみるのがよいかもしれません。

 すでに撮影されているかもしれませんが、現時点でのレントゲンを撮り、最初のレントゲンと比較して膀胱の石が小さくなっているかどうかを確認すべきかもしれません。
 これでまだ石が写るようだと1の可能性が高くなってきます。

 またこのときに、腎臓、尿管、尿道などの見つけにくい場所に小さな石がないかを再確認してもらうとよいのかもしれません。
 この検査で2の可能性も否定されると、3の可能性も考慮しなければいけないということになります。
 本当はエコーのほうがよいのかもしれませんが、高齢ですし、短時間で検査が終わるレントゲンで見つかるようだと負担は少なくてよいのではないでしょうか。
 
 純粋な腎不全での血尿というのは基本的には少ないと思いますので、2,3の場合、こちらが先にある問題での腎数値の悪化も可能性として考えなければいけません。

 年齢的に全身麻酔をかけての検査、治療が困難な状況でしょうから、できる検査なりには限りがあるかもしれません。
 ただ、できる範囲での検査、できる範囲での治療で、完治が困難にしても、苦痛のない(あるいは少ない)生活を目指してあげるのも大事かと思います。
 
 負担にならない範囲の追加検査、あるいはすでにある検査結果の洗い直しを検討されてはいかがでしょう。 

撮影
腫瘍
検査
治療

回答専門家

沖田 将人
沖田 将人
( 富山県 / 獣医 )
アレス動物医療センター 院長
0766-25-2586
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

地域に密着したワンランク上のホームドクターを

アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、夜間救急診療、年中無休など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。

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この回答の相談

高齢猫、続く血尿

人生・ライフスタイル ペットの医療・健康 2010/05/29 02:13

もうすぐ25歳になる老猫(オス)です。

2月頃はじめて、真っ赤な血尿が出たので
病院にて、血液検査

GPT111
BUN49.3
CRE2.8
で、中期の慢性腎不全と診断されました
今も5日に一度、皮下点滴治療を受け… [続きを読む]

ta_koさん (奈良県/37歳/女性)

このQ&Aの回答

尿検査が重要です. 飯島 治(獣医) 2010/05/29 18:47
Re:高齢猫、続く血尿 苅谷 和廣(獣医) 2010/06/03 13:23

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