相手のことを思い浮かべて献立を決めることが大事！

realgoldさま

ご結婚おめでとうございます。
相手側のご両親をお招きする席で、お食事を作るなんて、緊張しますね。
でも、楽しんでいって頂けるよう、最善は尽くしたですよね。

まずは、お客様がどういった感じの方なのか、知っている事を思い浮かべて献立の基本を組み立てましょう。
お歳はどのくらいの方なのか、和食党なのか、洋食党なのか。あとは、例えば持病があって食事で気を付ける点があるのか。アレルギーはないか。特に好みの食材はあるか。

いつも作っているお料理でも、器選びや盛りつけ方を変えるだけで、おもてなし料理に変身します。
気を衒って難しいお料理を並べるより、これは自信がある、というお料理を数品入れることは大事です。
あとはここぞと言うときのお料理を作ってみましょう。
それから旬の食材を取り入れることも、すごく大事です。

私が今、realgoldさんの立場で、相手側のご両親に作って差し上げるとしたら、と考えていくつか和の献立をピックアップしてみました。良かったら参考になさってください。

・鯛の塩釜焼き
これはおめでたい席には絶好のお料理です。鯛は旬ですし、実は簡単です。オーブンに入れられる大きさの鯛に、海藻を巻きつけ、卵白を加えた粗塩で厚めに覆い、蒸し焼きにするのです。小槌を忘れずに。
・グリンピースのお椀
旬のグリンピースを使ってすり流しを作ります。美しいグリーンのお椀です。グリンピースを茹でて出汁と一緒にミキサーにかけ、こします。塩と薄口醤油で味をつけて。椀種は海老や豆腐、木の芽なんかをあしらってみてください。
・ちらし寿司
冷めても時間がたってもおいしさの変わらないちらし寿司は、おもてなしも重宝します。セルクルを使って小さいケーキのように美しく盛りつけても、大きめのお皿に豪快に盛り付けて取り分けるスタイルにしても、どちらも良いですね。具には旬の食材を一つでも入れるとよりセンスの良いちらし寿司になると思います。
・新茶の甘味
白餡に新茶を混ぜて寒天で固めて、新茶寒などいかがですか？

相手のことを考えて献立をたて、料理をし、お招きすれば、きっと相手にはその事が伝わります。
予想通りではないことがおきたら、まずは相手の立場にたって、どうすれば嬉しいかな、と考えてみて下さい。

楽しい会食になるよう、陰ながら応援しています。