対象:住宅資金・住宅ローン
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中島 正志
不動産コンサルタント
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フラット35Sもしくは変動金利の選択は考え方次第では・・・
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kiyoyoyoさん
はじめまして、ライフクリエイトの中島と申します。
いま、住宅ローン相談の中で多くのお客様が同じように悩まれている質問です。
今回のフラット35Sの金利1.0%優遇は景気対策としての一環として、0.3%から
引き下げられる拡充策がもりこまれ注目を浴びています。
しかし、本当にメリットがあるのか、フラット35Sと変動金利の試算をしてみました。
過去15年間の金利動向をみると変動金利は2.375%から2.875%の推移で最大0.5%の
金利変動となっています。
だからといって、今後の金利動向の予測はできませんが0.5%アップでの算出をして
みましたので参考にしていただければと思います。
フラット35Sと変動金利の当初10年間のシュミレーションです。
(借入金4,000万円、35年返済)
フラット35S 2.6% 1.0%優遇 当初10年間1.6%事務手数料2.1%(840,000円)
10年間の総支払合計額(事務手数料含む) 15,773,040円
変動金利 2.475% 1.4%優遇 当初5年間1.075%6年目から0.5%アップした場合
事務手数料31500円
1.075%の場合 6,859,020円
1.575%の場合 7,357,680円
10年間の総支払合計額(事務手数料含む) 14,248,200円
フラット35と変動金利(5年後に金利0.5%アップしても)の総支払合計を比較すると
1,524,840円 変動金利を選択したほうがお得となります。
考え方としては、月々12,707円の差額分を固定金利としての安心、安全としての保険と
考えられる方はフラット35Sの選択肢もあると思います。
フラット35Sの選択時には、店頭金利、また、事務手数料、団体信用生命保険等の
諸費用も試算して総合判断することをお勧めします。金融機関によって、金利、事務
手数料等が違いますので・・・
住宅ローンは長期の返済計画を見据えて借入時から、定期的に金利の動向をチェック
しながら見直すことが必要だと思います。返済計画と同時にkiyoyoyoさんのライフイ
ベント表からキャッシュフロー分析をすることをお勧めします。
多くの専門家がここにいます。自分に合った専門家を
見つけアドバイスをもらうといいでしょう。
評価・お礼
kiyoyoyo さん
フラットでいくことにしましたが、
大変参考になりました。
ありがとうございました。
中島 正志
kiyoyoyoさん
評価いただいきましてありがとうございます。
返済計画が決まりましたら
あとは”マイホーム取得の実現”ですね。
不安、悩みがありましたら
All Aboutの専門家に
いつでも相談しましょう。
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この回答の相談
4400万円のマンションの購入を考えています。
世帯年収800万円
頭金400万円
4000万円の借り入れを予定しています。
提携ローンの優遇適用後、変動金利1.075%か
フラット35(S… [続きを読む]
kiyoyoyoさん (東京都/32歳/男性)
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