対象:住宅設計・構造
野平 史彦
建築家
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ひとつの方法として
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ofuse様
日本では南向きに家を建てるのが定石ですが、西欧ではそうした意識は薄く、どちらかと言えば眺望の良い方向に向けることの方を優先している様です。
これは、気候環境の違いにもよることですが、日本では確かに夏の西日は大変キツく、低い太陽高度に対して庇や軒の出も用を成さないため、できるだけ西側には大きな窓を取らないことの方が多いと言えます。
しかし、だからと言って、折角の眺望を無にすることはありません。
添付写真は一例ですが、大きな窓の外に「電動の外付けブラインドシャッター」を付けたものです。窓の内側に付けると熱を50%も遮る事ができませんが、外付けにすることで熱の90%以上を遮ることができます。
熱線反射ガラス等、特殊なガラスを用いることも考えられますが、最も効果的なのは、やはり窓の外で熱を遮る事です。
但し、夏場、西日を受けている間は、眺望を楽しむことはできませんが、、
でも、それ以外の季節には美しい夕景を眺め、冬場の温かな日差しの恩恵を受ける事ができるでしょう。
ご参考まで
評価・お礼
ofuse さん
御意見、ありがとうございます。ロールスクリーンのようなものを検討したいと思います。電動はちょっと予算が気になりますので。
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この回答の相談
西側がのり面で、眺望の良い土地で、両サイドは家に挟まれているため、西側にLDKを設置し、大きな窓を付けたいと思っているのですが、夏の西日は強烈で、冷房もほとんど効かないと聞いています。外断熱やガラ… [続きを読む]
ofuseさん (大阪府/42歳/男性)
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