マンションの重要事項に係る調査報告書について

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

不動産の仲介業者がマンションの売買を仲介する場合、
管理会社から「重要事項に係る調査報告書」を有償で取得します。
金額は、一般的に、3000円〜6000円くらいが多いと思います。

手続きとしては、マンションの管理会社に電話をして、
調査報告書の申込書をFAXで送ってもらいます。
申込書には振込先が記載されているので、
必要な費用を振り込んで、その振込票と申込書をFAXします。
通常は、数日で郵送で「重要事項に係る調査報告書」が届きます。

報告書の内容としては、現状の管理状態、大規模修繕の履歴、
対象住戸の管理費、修繕積立金等の金額及びその滞納額、
今後の値上げ予定等々が記載されている場合が多いです。

基本的には、媒介を受けた際に売主側の不動産業者が取得しているので、
仲介業者に聞いてみると良いと思います。

一般の第三者個人での請求ができるかどうかに関しては、
個人情報を含むので難しいと思います。
ただ、管理会社によって異なるかもしれないので
対象マンションの管理会社へ問合わせして下さい。

法的意義については、
あくまでも管理会社からの報告事項ということになります。
不動産の仲介業者が、区分所有建物(マンション)の重要事項説明書を
作成する際の参考資料となります。

少しでもお役に立てれば幸いです。