対象:投資相談
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判断の仕方について
はっぴいライフ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、資産全体の状況や運用目的等々が分からないので、何とも言えない部分がありますが、お考えの通り、新興国債券の投信を買えば、10年以内に必ず元本を取り戻せるというものではありません。
証券会社のご担当者の見解は、あくまで、ひとつの見解として、最終的には、ご自身で判断する必要があります。
そこで、例えば、ひとつの判断材料ですが、まず、債券運用は、金利が上昇すると、債券価格が下落するというメカニズムがあります。
このあたりの知識は、よろしいですか?
新興国債券は、特に金利が高めですから、もし、今後、新興国の金利が急上昇した場合には、投信の基準価額も大きくマイナスになる可能性があります。
それに、高金利通貨の場合、為替の変動も、大きくなることが多いです。
あとは、信託報酬などの手数料を考慮したり、多分配型のメリット、デメリットを理解することも必要です。
新興国債券の投信が、必ずしもダメとは思いませんが、変動した時にどのような材料をもとに、どう判断するかが、また問われてきますので、中身が分からないまま、乗り換えてしまうと、また同じ問題が出てきます。
損切りも時には必要ですが、単純に値下がりしたら損切りというアクションを繰り返していたら、資産は、殖えないでしょう。
実際、私自身も対面型のご相談を受けていて、「分からないのでお任せします」とおっしゃる方も多いのですが、投資リスクを引き受けるのは、あくまで、ご本人ですから、判断材料が分からなければ、分かるまで、アドバイザーに聞くことが肝心です。
もし予算があれば、独立系のアドバイザーにセカンドオピニオンを求めるという手もあると思いますよ。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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はっぴいライフさん (神奈川県/50歳/女性)
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