対象:住宅設計・構造
具体的な費用や予算計画も大切ですね
長年済み続けた家や土地には愛着がある方が多くて、その場所を離れることで
体調を壊される方もいるくらいですから、慎重に考えたいところですね。
ところで、この話は気持ちの整理の部分と合わせて、具体的な費用の情報整理
も必要だと思います。
お兄さんから土地の半分を購入して建替えるとなると、具体的にどれくらいの
費用がかかるか?という部分と既存の家を売却した時にどれくらいの価格で
売れるか?という具体的な費用計画も大切な要素になると思います。
年齢的にもローンが組めないと思いますので、持家を担保にお金を借りるか
売却を先に決めてから建てるか?などその辺りの流れやバランスも大切でしょう。
ご年配の方なので、部屋によって寒さが違うような住環境だと厳しいものが
あると思いますから、小さくてもバリアフリーがしっかりとしていて、しかも
寒くならないような家造りが重要でしょう。そうなると、プレハブ住宅では
対応が難しい可能性もあります。設計事務所等ではトータルの予算から家に
かける予算を割り出して、どれくらいの大きさの家と仕様で造れるか?などの
検討もしてくれると思いますので、ご相談されるのも1つだと思いますよ。
八納啓造
回答専門家
- 八納 啓造
- ( 建築家 )
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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