対象:住宅設計・構造
横山 彰人
建築家
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分離発注方式について
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文面拝見しました。 なかなか建築業界の仕組みが複雑なので分かりにくいと思います。
分離発注方式は特に新しいやり方ではなく以前からありました。
お客様にとって金額が安くなると分かりながらなぜ普及しないのか、当然疑問が起きるところだと思います。
しかし、最近多くなってきた施主支給という形で設備や商品をお客様が直接入れ、工事金額からその項目を始めから抜いてしまうのも、分離発注のひとつの形式です。
もちろん認めない業者も多いのですが。
私の事務所もお客様の要望や状況によって、工事全体の3分の2の部分については分離発注方式を取り入れています。(興味のある方はご連絡下さい)
メリットは多いのですが、最後の責任の所在が不明確になる事。また頭になる人の業務が多くなる事などが上げられるでしょう。
一般の工務店に分離発注を持ちかけても組織が出来ているので無理でしょう。
その意味では設計事務所がが一番できる立場にあります。
契約がしっかりしていれば分離発注は中味の問題なので、銀行の融資は問題はありません。
分からないところがあればご連絡下さい。
横山彰人
評価・お礼
磯科 さん
早速のご回答ありがとうございます。
経費節減というメリットに惹かれていましたが、人生最大の買い物を素人の「自己責任」で実行するにはリスクが有り過ぎるなという感想です。
分離発注方式の経験を数多く積まれた建築家の方を県内で(できれば近所で)探せればいいのですが、簡単に探せそうもありません。資金面で不安がなければ、冒険のつもりで建築家の方と一緒に家造りを楽しめそうなのですが、ちょっと課題が多そうですね。もう少し勉強してみて、疑問が生じた際は質問させて頂きますので、御協力お願いいたします。
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この回答の相談
はじめまして。
マイホームを検討しているのですが、分離発注方式という手法に興味を持っています。下請け業者が発生しないということで、いわゆる中間マージンを圧縮できるので、コスト削減… [続きを読む]
磯科さん (山口県/37歳/男性)
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