対象:不動産売買
回答数: 1件
回答数: 2件
回答数: 1件
口約束の反故について
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
建築中の物件に関して、天候等により工期がずれることがあります。
今回のご相談では、そういった可能性を再三伝えた上で、
仮住まいと余分な引越費用が発生してしまっています。
本来であれば、売主もしくは仲介業者がその責任
(仮住まいと余分な引越費用の実費)を持つべきだと思います。
まずは、不動産売買契約書(もしくは建物請負契約書)で、
その引渡し時期を確認してください。
仮に、その引渡し時期を遅延しているのであれば、
催告をした上で違約金の請求ができます。
この場合は、売主が契約違反をしています。
契約書の引渡し時期は余裕をもったスケジュールで、
実際の引渡しについて口約束だけの場合については、
注意が必要です。
基本的に、口約束であっても、契約は成立します。
そして、その約束が守られないことにより、
損害(仮住まい、引越費用)が生じているので
損害賠償の対象になると思います。
しかし、業者に誠意がなければ、最終的に、
言った・言わないの話になります。
仮に裁判等になった場合、書面、録音等の証拠がなければ、
契約書に基づいた引渡し時期までの引渡しが可能であれば、
損害賠償をできない可能性があります。
まずは、仮住まいと引越費用にかかった費用をまとめて、
その実費を売主と仲介業者に払ってもらえるように
話をするのが良いと思います。
また、売買の残代金、不動産の仲介手数料をまだ
支払っていないのであれば、上記実費分の値引きを
要求しても良いと思います。
あまりにも業者側に誠意が見られない場合は、
司法書士、弁護士等の法律の専門家へご相談ください。
円満に解決できることを願っております。
少しでもお役に立てれば幸いです。
回答専門家
- 真山 英二
- ( 神奈川県 / 不動産コンサルタント )
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A