確定申告で税額を精算します。
給与を1ヶ所から受けているサラリーマンの場合で、給与所得以外の所得の金額(つまり副業にかかる収入金額−必要経費)が20万円を超えるときは、確定申告をしなければなりません。
源泉徴収票に記載されている源泉徴収税額は、仮の税額なので、確定申告をすることによって給与所得と合算して税額を計算し、正しい税額との差額を精算することになります。
この場合、
''1:「正しい税額>仮の税額」''となれば差額を納付しなければなりませんし、逆に
''2:「正しい税額<仮の税額」''となれば差額を還付してもらえます。
1のケースでは、税務署長は原則として過去5年間、個人・法人を問わず、更正することができます。(この場合、差額の税額だけでなく、''延滞税''や''加算税''も支払わなければなりません。)
源泉徴収税額(仮の税額)が多ければ確定申告をして還付を受けられますし、納めるべき税額があれば、すみやかに確定申告をして納めた方が、延滞税も少なくてすみます。
従って、いずれにしても、正しい税額を計算してみてはいかがでしょうか。
回答専門家
- 木下 裕隆
- ( 東京都 / 税理士 )
- 木下裕隆税理士事務所/有限会社TAC 有限会社TAC代表取締役 税理士・CFP
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平成21年に事務所を新築し、今までの敷居の高い税理士事務所のイメージを取り払い、気軽に来ていただけるよう明るいカフェのような事務所作りを目指しました。独立開業・法人設立から相続・事業承継まで、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
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