買い替えの際の仲介業者の選択について

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

マンションを売却しないと戸建てが購入できない、
いわゆる買い替えであれば、買取り保証をしてくれる
同一の仲介会社に依頼する方が良いと思います。

買い替えの場合、売却と購入のタイミングが非常に重要となります。
欲しい購入物件はあるけど、きちんと売却できるのかどうかがわからない
逆に、売却は決まったけど、購入する物件が無くなってしまった等々
いろいろなケースがあります。

例えば、買い先行(購入の契約が先で、売却の契約が後)の場合、
買い替え特約を売主が認めてくれないケースがあります。
買い替え特約が付いた売買契約は、売主にとって不確実要素が
大きいため、実務的には敬遠されがちです。
そのような場合には、仲介業者に買取り保証をつけてもらい、
買い替え特約無しで、購入の契約を締結したりします。

また、売り先行(売却の契約が先で、購入の契約が後)の場合、
保有マンションの引渡しまでに、購入したい物件が決まらなければ、
賃貸物件に一時的に引越するケースもあります。

買取り保証、賃貸物件の紹介等々いろいろなケースに対応してくれる
同一仲介業者での買い替えをお薦め致します。


ただし、マンションの売却と戸建ての購入が直接的に関連しない場合
(マンションを売却しなくても、戸建てを購入できる場合)は、
同一の仲介業者にこだわらなくても良いと思います。

不動産業は地場産業なので、地元にある業者の方が、
地元の情報(物件情報、顧客情報等)に精通しているケースが良くあります。
売却と購入が独立しているのであれば、それぞれ地元業者に頼んで
良い形になればと思います。

不動産業者の本音としては、別々に頼まれるよりも
売却と購入を一緒に頼まれたほうがモチベーションが上がり、
一生懸命やる気が出ると思います。

少しでもお役に立てれば幸いです。