畳の事

志田茂建築設計事務所　志田です。


ご自分の所有の「和室」であれば、タタミ　なのに、その上にカーペットは、必要ないですよね。
タタミが嫌　なら別ですが。。

「せっかくの畳」が凹んだり擦れたりするから・・・「カーペットを・・」なんて事を言う人がいるかもしれないですが、それは、「フォローリングが傷つくからカーペットを敷け」というのと同じで、それなら「最初からカーペットでいいじゃない」という事になります。本末転倒・・・・

せっかくの　タタミ　ですから、その感じを楽しまれるといいと思います。
家具の脚の部分に薄い板を敷くのは、昔の人もよくやっていた事で、つまり細いものは、畳にしっかり跡がつくので、そこに板を入れて大きな面に変えてあげれば、「跡」のくっきり感が減る　という事です。
また、物を引きずれば、畳表が痛みます。その意味では、その部分だけでも何かを敷けば、多少動かしても畳表が傷まない事になります。
タタミ自体より、タタミ表　が痛みます。何年かして表面がボロボロしてきたら、交換しましょう。
(もし賃貸だったら、なかなか大家さんはやってくれませんが。。)

(日当たりのよいところは痛みも早いです。・・・だから日に当ててはいけないという事ではありません。日が当たる所とそうでない所で、何もしなくても違いが出る事を理解しておいてください)

畳の事は、畳屋さんのサイトやブログを見てみると、いろいろと勉強になりますよ!