対象:会計・経理
期中の現金主義
小春日和様
公認会計士・税理士の岸井と申します。
1、引落日のみの記帳で、実際にカードを使用した日には記帳は必要ないのでしょうか?
→ 必要ありません。というより、カード使用日の記帳をしなくても問題ありません。
極論を言うと、期中はどのような処理をしても問題なく、最終的に根拠資料に基づく帳簿になっていれば問題ありません。
カードで色々な支払いに使ったと思いますので、引き落とし日に総額で1本で計上するのではなく、
使用目的別に科目を分類し、それぞれ計上する必要はあります。
2、1で問題ないとすれば、売掛、買掛帳は年始と年末の近辺のみの記帳でいいということでしょうか?
→ 1同様問題ありません。ただし、1も同様ですが、計上が実際に発生した月以降になるため、毎月の決算(期中の数字)があまり参考にならないものになるというデメリットがあります。端的に言うと、どれだけ儲かっているのか期中にわからなくなります。
したがって、理想を言えば毎月売掛買掛や未払を計上すべきです。
事業規模が限られていて儲かっているかどうか記帳せずともわかる場合や売上や経費が毎月安定していて、売掛や未払いを毎月計上してもほとんど損益に影響しない場合などは、手間をかけないために旗手と期末の計上だけで済ませることができます。
回答専門家
- 岸井 幸生
- ( 東京都 / 公認会計士 )
- LBA会計事務所 代表
社外から会社のビジネスを支えるプロ社外役員
顧問税理士以外で何でも相談できる人が欲しい、を提供しています。クライアントの皆様と夢を共有し、ビジネスに興味をもって最適なアドバイスを行っていくことが一番の貢献です。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
期中現金主義についての質問です。
(青色申告で、控除10万円の簡易簿記です。)
1、引落日のみの記帳で、実際にカードを使用した日には記帳は必要ないのでしょうか?
2、1で問題ないとすれば、売掛、買掛帳は年始と年末の近辺のみの記帳でいいということでしょうか?
以上、よろしくお願いします。
小春日和さん (茨城県/33歳/男性)
このQ&Aに類似したQ&A