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分配金と基準価額をセットで考える
ソーカル様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、毎月分配型投信は、基本的に、取り崩しながら運用していると理解した方がよろしいかと思われます。
毎月分配型投信は、観察していますと、基準価額がどんどん下がっていたとしても、ほぼ必ず毎月一定額の分配金を出していますので、個人的には、実績分配という考え方とは、少し違うのではないかと思っています。
もし実績分配という考え方なら、分配金が100円の月があったり、0円の月があったりするはずですし、例えば、59円のような、中途半端な数字になることもあるでしょう。
おそらく、分配金を老後の年金代わりに使用したいというニーズに応えるため、毎月一定額の分配金を払い出すコンセプトになっているのだと思います。
実際、毎月分配型投信を“打ち出の小槌”のように誤解されている方も多いのですが、分配金を払い出すことによって、基準価額が下がっていくのであれば、やはりこれは取り崩しです。
ですので、このタイプの投信をお持ちになる場合は、分配金と基準価額をセットにして、運用成績を評価するべきでしょう。
ちなみに、特別分配金というのは、課税上の取り扱いで、同じ月の分配金でも、特別分配金になる方と普通分配金になる方がいます。購入時期の違いによります。ですので、運用報告書に記載されるものではありません。
毎月分配型でも、「再投資コース」というのがありますので、一度調べてみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
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お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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ソーカルさん (東京都/47歳/男性)
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