対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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毎月分配型投信について
ソーカル 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資信託の場合、分配金が支払われる際に、定額の分配金を払いだすタイプは、禁じられておりません。株式とは異なります。
たこ配になるのは、投資家が購入した元本に対して、分配金が払い出された際に、その基準価格が元本よりも低くなった場合で、当該分配金は投資した資金が返還されたことになりますので、特別分配金として税金が掛かりません。
ソーカル様が購入した際の基準価格との差で、キャピタルゲインが得られている間は元本を取り崩していることにはなりません。あくまで投資家の購入価格と分配金の関係です。
リートへの投資目的は、通常はキャピタルゲインを狙うのではなく、債券と同様に考え、不動産収入から得る配当=インカムゲインを目的とするものと考えています。この場合に比較対象は国債に対して、どれだけ上回るかとリスクとの関係です。
私はリスクが大きいので、プレミアム3%以上は必要ではないかと考えております。
もし、当該リート投信がご心配であれば、J-REIT指数に連動するインデックスファンドで上場している上場投信にされては如何でしょう。
この場合は、各REITの基準価格の推移に連動するようにバケットで投信を組成しておりますので、倒産ということはありませんし、保有する各リートから得る分配金は、経費を引いた後に配当されます。(扱いが少ない場合には償還されるリスクは在ります)
従いまして分配金は一定の金額にはなりませんが、信託報酬等のコストが安く、より効率的な商品と考えております。
又は、ご自分で決算月が異なる6本以上のリートを購入して、組みますと毎月分配型の投信と同じ効果が得られます。
補足
なお、通常毎月分配型の投資信託は、税の繰延べ効果が得られず、また当該投信内での売買手数料や分配のための費用も掛かり、信託報酬(コスト)が高めになります。その為私もお勧めしておりません。
(現在のポイント:-pt)
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リーマンショックによりリートの基準価額が大幅に下落したため、毎月分配型のリート投資信託を購入しました。配当が目的ですので、一定の配当が持続されれば基準価額が購入価額より下がらなければ問題はあり… [続きを読む]
ソーカルさん (東京都/47歳/男性)
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