対象:生命保険・医療保険
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照井 博美
ファイナンシャルプランナー
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今後払い込む総額で比較をしてみては?
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PARANDAさん、保険見直しや資産運用・ライフプラン
を相談できるFPの照井です。
まず、医療保険について整理をしてみましょう。
「掛け捨て」か「掛け捨てではないか」は、払った保険料のうち、
解約時に解約返戻金があるか、ということです。
加入されているのはどちらのタイプか確認してみましょう。
低解約返戻金特則付帯タイプであれば、解約返戻金を少なくして
掛金を安くする仕組みになっているはずですので、掛け捨てに近い
タイプですが、厳密に言えば掛け捨てではないということになります。
考え方にもよりますが、医療保険はご自分が生きている限り
保障が途切れないことを望むから、解約は考えていない、
その分保険料が安い方がよい、という方であれば、解約返戻金が
全くない、あるいは掛け捨てに近いタイプを選ぶのがよいでしょう。
「終身」か「終身でない」かは、保険期間です。
終身は生涯保障が続きますし、保険期間が終身でない、というのは
例えば80歳まで、とか、保険期間10年で自動更新して最長で80歳まで、
などさまざまです。
女性の場合、平均寿命が86歳で、それ以上長生きされる方も多い
ことを考えると、保険期間は終身が安心かもしれませんね。
おそらく保険期間ではなく、払込期間を「終身払い」か「有期払い(60歳までなど)」
かを迷っていらっしゃるのかと思いますが、仮に同じ保障内容ですと、
保険料総額を比較した場合、その方の寿命が短ければ終身払いのほうが
安くすむでしょうし、長生きされる方は有期払いで払い込んでしまうほうが
安くすむでしょう。
補足
ただし、寿命は誰にもわからないので、仮に平均寿命まで
生きると考えると、短い期間に払込終えれば終えるほど
トータルの保険料は抑えられますが、年齢などから推察しますと、
今の保険と保障内容がほぼ同じものであれば、この年までは
生きるかな、という年齢で、現状のまま生涯払い込んでいく
保険料の総額と、比較対象の60歳までに払込終えるものなどとの
保険料の総額で比較をしてみることをおすすめします。
極端な差がない場合、今の保険料を生涯払うことを、
60歳以降などご自身あるいはご家族の収入がなくなる時期に
負担が大きいと考えるか、インフレが起きるから保険料の
負担感は将来的には今より減るから、その分差額を少しでも
資産形成にまわした方がよいと考えるかで、終身払いか
有期払いかを選択すればよいでしょう。
ただし、保険への加入は体況によってはご希望通り加入
できなくなる可能性がありますので、見直したほうがよい
という結論になった場合は、現在の健康状態がよいのであれば
早いほうがよいでしょうね。
以上参考になりましたでしょうか?
評価・お礼
PARANDA さん
色々とお考え頂き、ありがとうございました。
つまるところ、幾つまで生きると想定するか?が大きな問題ですね。
いずれにせよ、ある程度捨て金になることも仕方ないことのように思います。
それが保険でもありますね。
貯蓄との兼ね合いも検討してみます。
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この回答の相談
49歳、女性です。
現在、医療保険は全労災の「医療タイプ」(\1,600/月)に
加入しています。
女性特有の疾病にも対応しているので、良いかな?と思っていますが、掛け捨てであり、一生掛けなければなり… [続きを読む]
PARANDAさん (東京都/49歳/女性)
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