対象:住宅資金・住宅ローン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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当該保険の考え方と保険の見直しについて
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りとるまめきち 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
りとるまめきち様がお考えのように、当該保険はドル建ての投資信託を保険と共に購入しているものです。住宅ローンの返済に回される事が理に適っているものと考えます。
投資・運用の原則として、住宅ローンの繰上返済は、繰上分の利息が収益と看做せる効率的な投資対象です。払い済みへの変更で資金の余裕が出来ましたら、繰上返済の資金としてご活用をお勧めいたします。
なお、利率が良いとはお考えにならないほうが宜しいかと考えます。
当該商品は米ドル建ですから、将来の為替レートで円としての利益は変ります。この40年間円ドルのトレンドは円高でした。
また、米国国債の金利水準は、この金融危機で低金利政策を取っていても、大手D証券が提示している米国ゼロクーポン債の本日の利回りは2020年償還(約10年です)のもので3.859%、2030年償還のものでは4.586%です。何時でも1,000ドル未満(割引債のため)で購入できますし売却も可能です。
保険は本格的に見直されるようお勧めします。
団信に加入為されているので、若しもの際にはご主人の負担分の住宅ローンは完済されます。(ご主人だけの場合には住宅ローンがなくなります)
保険寮の削減分は将来の支出に備えた貯蓄か先に述べた繰上返済をお考えください。
なお、普通預金だけでは勿体無いように思います。
ネット銀行の積立定期預金、個人向け国債10年変動など元本割れが無い商品での運用、リスクがあっても収益を目指されるなら、日本債券を対象とするインデックスファンドをお勧めします。
補足
参考のため
生命保険はもしもの際の、公的年金からの遺族年金(遺族基礎年金+子供の加算+遺族厚生年金)+死亡退職金+貯蓄+残されたものが仕事に就かれた収入で不足する分を保障するものです。
また医療保険も公的な制度である高額療養費制度と貯蓄で足ります。一度下記で確認下さい。
社会保険庁遺族年金ページ
http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/shikumi/shikumi04.htm
高額療養費制度吉野HP
http://www.officemyfp.com/kougakuryouyou.htm
なお、ご心配であれば2000円〜3000円で一定の保障がある、こくみん共済、県民共済かネット生命保険で定期保険をご検討下さい。
評価・お礼
りとるまめきち さん
吉野様
再度のご回答、ありがとうございました。
まずはリスクの低い商品でコツコツ積み立てたいと思います。
そうですよね、教育資金を確実に貯めることが重要ですよね。
今の家計の状態で、ドル建ての終身保険を続ける意味が全く無いことを気づかせて頂きました。
また、米国ゼロクーポン債を全く知りませんでしたので、住宅ローンに区切りがついて、どうしてもドルで残したいと思えばこちらを利用したいと思います。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
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この回答の相談
夫婦共働きで4歳、1歳の子どもがいます。
●5年前保険見直し
夫:17万/月の収入保障+350万の終身+医療+ガン保険
妻:10万/月の収入保障+350万の終身+医療+ガン保険
に加入… [続きを読む]
りとるまめきちさん (栃木県/35歳/女性)
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