対象:住宅設計・構造
二階リビングの工夫
大阪で設計事務所をしています。
敷地形状を拝見しまして、多くの先生が仰る通り
二階リビングが暮らしよいかと思います。北側に眺望が
開けているのであれば北側にリビングを持って来る事が
自然な成り行きかと思います。
画像1は北側リビングの例です。ご覧の様に冬場は日差し
が、リビングの奥まで差し込んでくれます。夏は太陽高度
が上がる為、直射日光が入らずに済みます。
通常の住宅は居間が一階にあります。これは人の行動が
上下移動より平面的に移動するのに適している為です。
お歳を召されて階段の上がり下りが辛くなった時
二階リビングにした事を悔やむ時が来るでしょう。
画像2はその為の解決策の一例です。
玄関を階段の中間に持ってきました。写真は玄関から
写しています。階段を半階上がればリビング。
半階降りれば個室に行けます。
踊り場を玄関ホールとする事で、一気に上り下りする
苦痛を和らげる事が出来ます。また、来客時にも
半階降りるだけで、玄関まで辿り着けます。
一階から外に出たい時は勝手口等を利用して直接出られる
様にしています。
良い家が出来るといいですね。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
土地を購入し、現在、設計してもらっているところです。よくある、広い土地を手前1区画、後ろは路地状敷地2区画に区切られており、路地状敷地の左側を購入しました。(下図の●の部分)
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ぱたりろさん (東京都/31歳/女性)
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