対象:住宅設計・構造
野平 史彦
建築家
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凍結の心配有り
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- 5.0
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佐伯様
添付した写真は、サヤ管ヘッダー方式のヘッダーの部分を写したものです。
1本の給水管を宅内床下に引き込み、床下点検口のところにこのヘッダーを設置します。
このヘッダーから給水箇所まで途中で分岐する事無く1本1本配管します。
パイプは半永久的に劣化しないとされる架橋ポリエチレン製で、途中で分岐しないということは、途中で漏水の心配がないということで、メンテナンスフリーということになります。
写真はオレンジのカバーなので、これは給湯用ですが、給水用にはブルーのカバーがつきます。
さて、ご質問の件ですが、給水箇所まで床下に人が入ってゆけるスペースがあれば布設可能と思われますが、古いお宅ですと、布基礎で床下が土で、床下換気口があるのかと思いますが、その場合、冬場は外気と同じ気温条件ですから、奈良県の場合だと、凍結の心配あり、ということになります。
(サヤ管ヘッダー方式は、一般的にベタ基礎で基礎断熱した環境で使用します。)
費用については、勿論、建物の条件によって変わって来ますが、給水だけで40坪位の新築で約30万円台という感じでしょうか?(首都圏の場合)。
参考にして頂ければ幸いです。
評価・お礼
佐伯 さん
ご回答ありがとうございます。
確かに我が家は古く布基礎ですので、外気温と同じ条件になりそうです。
凍結を防ぐ方法があればよいのですが…
参考になりました。ありがとうございました。
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この回答の相談
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