中村 亨
公認会計士
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フリーランスと派遣で働いた年の年末調整について
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1月〜4月までと11月〜12月までの派遣社員としての給与は年末調整をすることができますが、5月〜10月までのフリーランス分があるため、結果として確定申告は必要となります。
派遣社員の給与は給与所得・フリーランス分については、雑所得もしくは開業届けを出していれば事業所得となります。
所得税の計算は一年間の収入に対しての税金計算となりますので、給与所得と雑所得(事業所得)を合算して確定申告する必要があります。仮に年末調整で給与分の税金計算をしたとしても両方を足して確定申告となります。
1月〜4月…派遣給与(1)
5月〜10月…フリーランス(2)
11月〜12月…派遣給(3)
確定申告では(1)+(2)+(3)で所得税計算をします。
確定申告での手間を省くのであれば、住宅ローン減税も含め今働かれている派遣会社で
(1)と(3)の年末調整をして源泉徴収票をもらい、それとフリーランス分を合わせて確定申告されたほうが手間は省けます。
確定申告するときは、年末調整をした源泉徴収票とフリーランス分の支払調書や経費などの資料があればできます。
もしフリーランスの雑所得(収入-経費)が20万円以下であれば、確定申告をする必要はがありませんので、年末調整のみで終了となります。
評価・お礼
charo さん
とてもよくわかりました。
年末調整をしてその後確定申告もしようと思います。
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
今年の年末調整または確定申告について質問です。
今年の1月から4月までは、派遣社員として会社勤めをしておりました。
5月から10月くらいまでフリーランスとして働いていた時期があり、11… [続きを読む]
charoさん (大阪府/37歳/女性)
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