対象:一般歯科・歯の治療
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山本 治
歯科医師
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歯に入るヒビについて
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ウメダデンタルクリニックでございます。
早速ご質問についてですが、歯にヒビが入って冷痛が生じることは稀にございます。
奥歯については咬合性からくるものが多く、ヒビが縦に入るのが特徴です。
たいていのケースにおいては神経の処置を必要とされますが、ヒビの大きさや方向によっては運良く、神経を取らずに済むこともあります。
応急処置にて一旦は痛みが消失されたようですが、再発の可能性が高く、症状が増大することも考えられます。また、最悪の場合には抜歯を余儀なくされる可能性も秘めております。歯の寿命のことを考えますと、早々にクラウンを被せて、安定した状態に戻すことをお勧めいたします。
クラウンの種類は金合金でもセラミックスでも構わないと思いますが、耐久性や審美性を重視されるのでしたら「ジルコニアボンド」がファーストチョイスと言えます。
宜しければご参考ください。
オールセラミックスクラウンの症例
審美歯科・矯正歯科のウメダデンタルクリニック
補足
歯に入ったヒビの対応策として、なぜクラウンが良いのかと申しますと、対合する歯との咬合力を歯根で吸収するところにあります。従いまして、ヒビはこれ以上に悪化せず、安定した状態をキープできることになります。
インレーの場合は内側性になりますので、歯冠にも力が加わり、不安な要素が残されます。
クラウンの種類については先にも記述しましたが、何でも結構かと思います。優先すべきはヒビの安定と考えます。
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caramelcatさん (埼玉県/48歳/女性)
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