売却か貸家かの判断について

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

通常、住宅ローンは、自己居住用の物件にしか使用できないため、
自宅を新しく購入する場合、現在保有している自宅の住宅ローンを
完済する必要があります。

現在の住宅ローン残高300万円程を現状の自己資金で完済できるのであれば、
現在の自宅を売却するのか、賃貸に出すのかどちらでも選択できます。

売却すべきか、賃貸にするべきかに関しては、
売却の相場と賃貸の相場の両方を考慮に入れる必要があります。
まずは、売却した場合の査定価格と、賃貸に出した場合の
賃料相場を確認してください。

確認の方法としては、近隣の不動産業者を何件か回って
意見を聞いてみてください。
同時に、インターネットの不動産ポータルサイト等を調べて
不動産業者の意見とネットの情報を照合してみてください。
大きな隔たりがなければ、だいたい正しい相場になると思います。

今後の相場が、上がりそうなのか下がりそうなのかによって、
対応がことなってくると思います。

今後、エリアが発展して、地価上昇等が見込めるのであれば、
しばらく建物償却分以上の賃料で賃貸に出して、
相場が上がったときに売却活動を行うのが良いと思います。

逆に、エリアの発展がそれほど見込めず、今後も
不動産市況の回復が見込めないのであれば、
多少、損をしてでも早めに売却を行った
方が良いのではと思います。

エリアの発展に関しては、各市区町村等で公開している
人口統計等を一つの参考にしたら良いと思います。
人口が流入しているエリアであれば、今後の発展が見込めます。
逆に少子高齢化、過疎化等が進んでいくのであれば
エリアの発展は難しいと思われます。

今後の市況を読んで対応することが必要です。

少しでもお役に立てれば幸いです。