渡邊 英利
ファイナンシャルプランナー
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社会保険の扶養から外れる130万の壁とは?
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みいぽん様
はじめまして。
ライフプランの作成サポートとその実現を専門のひとつとしております、
ファイナンシャルプランナーの渡邊英利です。
さてサラリーマンの妻の場合、扶養の範囲内で働いて、税金や社会
保険料負担を抑えることは、効率よく家計運営をするにはとても
重要なことですね。
所得税の計算上、扶養の範囲は年収103万円以下となっています。
また、社会保険の扶養の範囲は年収130万円以下となっています。
この年収130万円を月額に換算すると 108,334円となります。社会保険
の扶養の判定をする場合、月収が108,334円を常に超えれば、社会保険
の扶養から外れると考えられます。
みいぽん様の場合残業が月最大8時間とのことですが、それがその後も
続けば社会保険の扶養から外れるでしょう。
年収130万円を超えるとなぜ働き損といわれるか?
それは上記に記載の通り社会保険料の負担が発生するからです。
仮に150万円の収入に対して13%が社会保険料負担として差し引かれ
た場合、19.5万円が社会保険料となり、130.5万円となります。
所得税もかかりますので、実質手取りはさらに減ります。
みいぽん様が働き損にならないためには、イメージとして上記の
年収150万円以上を目指すことになります。そこからは、みいぽん様が
働ける時間とお気持ちがある限り、働いた分だけ手取りが増える
ことになります。
FPワタナベ ライフデザインオフィス
ファイナンシャルプランナー 渡邊英利
補足
みいぽん様
お返事をいただき、ありがとうございます。
先行きご不安な経済環境のことと存じますが、
理想とする家計運営に近づきますよう、お祈り申し上げます。
評価・お礼
みいぽん さん
ありがとうございます。大変参考になりました。150万は無理なので、130万の壁を注意して、月108333以下に調整しようと思います。
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この回答の相談
現在パートで時給1260円(交通費込み)月16〜17日勤務で基本5時間働いています。残業が月4〜8時間あります。このペースでいくと扶養を外れることになり、実質損することになりますか?
みいぽんさん (岩手県/35歳/女性)
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