住宅ローンの件

めいぷるぱぱさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『申し込み時点での内容と異なる結果になると当然、ローンの決済は通らないのでしょうか?』につきまして、住宅ローンの審査は申し込み時点での申し込み内容により審査することになります。

ただし、融資実行までに変更があった場合、届け出義務に該当する項目につきましては、融資先の金融機関に届け出る必要があります。

尚、ご記入された家計状況で今後、住宅ローンを組んでも住宅ローンを支払っていくことができるのかどうかを冷静に考えてみてください。

家族5人と書いていますので、お子様もいるのではないでしょうか?
その場合、住宅ローンの返済とは別に今後お子様の教育資金負担も発生することになります。

よって、将来の家計の資金繰りも十分に考慮したうえで、住宅ローンを組んでまで住宅を購入するかどうかをご夫婦でご検討ください。

『不動産屋さんからは...頭金も戻らず建築費等を含め損害賠償請求するので覚悟してくださいといわれて』につきまして、住宅ローンの審査に通らなかった場合、契約そのものが無効となり、初めから契約がなかったものとして取り扱うことが一般的な不動産売買契約です。

また、買い主に対して過剰な制限を加えた契約の場合、契約行為そのものが無効となる場合もありますので、最寄りの法テラスさんから無料で紹介してもらえる弁護士さんに相談するか、不動産業者の免許を取り扱っている都道府県庁内にある住宅局の相談窓口で一度ご相談していただくことをお勧め致します。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄