主債務者以外の個信について

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

個人信用情報(個信)は、重要な個人情報にあたるため、
本人の同意をなくして勝手に参照することはできません。

昔は、住宅ローンの担当者が個信を参照することができましたが、
現在、都市銀行等では保証会社しか参照ができなくなっています。

ご主人の個信に問題がなく、
借入額に対する十分な支払能力があるのであれば、
「kyouryouﾏﾏ」さんの個信に関らず、
ご主人名義で住宅ローンを組むことは可能です。

今回、住宅ローン手続きを不動産業者と異なる会社が行っている
とのことなので、不動産業者が、住宅ローンに関しては
専門の別会社に頼んでいる可能性があります。
最近、住宅ローンの手続きだけを代行する専門会社ができました。

通常は、不動産業者が住宅ローンの手続き等も対応しますが
賃貸業をメインとしていたり、任売や業者への販売を
メインとしている業者は一般消費者へのローン付けの経験が
乏しいのでそういった会社にローン手続きを代行させるケースがあります。

ただ、今回のご相談内容を見ていると、
その会社は、住宅ローンの手続きに慣れていないような気がします。
「kyouryouﾏﾏ」さんを保証人として金融機関から
要請されたのであれば仕方がありませんが、
ご主人の住宅ローンに対して、奥様の
自己破産のことは告知する義務もありませんので
触れるべき事柄ではありません。
配偶者の自己破産履歴はかなりマイナスになります。
言わなければならない状況になるまでは
言わないほうが良いと思います。

どうしても、今回の不動産業者でなければいけない事情がなければ、
別の不動産業者に、不動産の売買と住宅ローンの手続きを
お願いしてみてはいかがでしょうか。

少しでもお役に立てれば幸いです。