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森 滋昭 専門家

森 滋昭
公認会計士・税理士

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支払サイト短縮の見合いの金利分を調整

2009/11/12 17:31

 不景気による倒産が増えている中で、銀行からの貸し渋り・貸し剥がしが横行していますので、会社としては少しでも回収を早く、支払は遅くすることで資金繰りの改善を図る必要があります。
 そのため、支払いサイトが他より長い得意先や、業績が悪化して信用に不安がある得意先については、支払サイトの短縮を図るべきです。


*支払サイト短縮方法
 得意先に対しては、御社の状況や業界平均の支払サイトを理解していただいて、サイト短縮を図るのがベストだと思います。しかし、現実的には難しく、逆に得意先からサイトの長期化を要求される可能性もあります。

 よって現実的には、サイト短縮に伴う金利見合い分を販売価格に織り込むこと、つまり値引きする ことになると思います。
 金利も本来であれば、得意先の調達金利になるのでしょうが、本当の調達金利は教えてもらえないでしょうから、短プラなどを参考に交渉していくことになるかと思います。


*代替的方法
 しかし値引きを提案しても先方が応じてくれず、サイト短縮が図れないような場合もあります。

 その場合は、サイト短縮が得意先の信用リスクを回避すること、つまり倒産に備えて売掛債権を圧縮するためであれば、銀行等に保証料を支払うことで、売掛債権を保証してもらえます。

 あるいは、御社の資金繰りを改善することに重きがあるのであれば、売掛債権担保融資を受けるなど、債権の実質キャッシュ化を考えるといった代替的な方法を検討する必要があります。


 また、この2009年11月より、電子手形が導入され、従来よりも管理の手間やコストが少なくなり、印紙も不要になっていますので、回収方法のひとつに検討する余地があるかもしれません。

回答専門家

森 滋昭
森 滋昭
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この回答の相談

得意先からの回収条件の短縮(変更)について

法人・ビジネス 経営コンサルティング 2009/11/10 22:14

建材メーカーです。最近特にこのような不景気もあって、得意先に対して、回収条件の短縮(手形から現金払いなど)を進めているという話を聞くのですが、具体的にどのような方法を取ってい… [続きを読む]

scottieさん (愛知県/29歳/男性)

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