対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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401Kでの銘柄選定のポイント
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トト子 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
資産運用をお考えの場合、資産配分は401Kだけを対象とするのではなく、トト子様が保有する資産全体のバランスを考慮して、銘柄を選定されるようアドバイスいたします。また、退職までの30年以上の長期投資になります。
様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は当該資産配分によって決まると報告されておりますので、
トータルでの資産配分は、定期預金、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式の5アセットへの分散投資が望ましいのですが、下記の理由により401Kでの銘柄選定は偏りがあることがベターとなります。
401Kは掛け金を支払っている間、ファンドの決算ごとの運用益には税金がかかりません。全てが再投資されます。従いまして、定期預金は401Kではなく、ご自分の貯蓄の一部でご使用されるようお勧めします。
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。(トト子様の場合、運用期間は30年以上になります)
何故ならば、アクティブ・ファンドの多くは、市場のインデックスに勝てません。長期間でインデックスを上回るものは少なく、且つ購入の際にファンドの将来の成績の良し悪しの判断は困難とされています。
そして、401Kでの投信の信託報酬は市場で購入する一般的なファンドよりも極めて安く設定されています。
従いまして、国内外の株式を対象とするインデックス・ファンドの選定をお勧めします。
そして、定期預金、国内債券、外国債券への資産配分は401Kの外枠での運用で組まれるようお勧めします。
評価・お礼
トト子 さん
吉野様
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
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この回答の相談
会社で退職金制度が変わり401Kを導入することになりました。導入説明を受けたのですが、長期的視野で見たときにどの商品で運用するのが良いのか、なかなか判断がつきません。
若いときには多少… [続きを読む]
トト子さん (東京都/29歳/女性)
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