修正申告と住宅ローンについて

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

過去にさかのぼって修正申告を行い、
所得を増やして住宅ローンの借入金額を
増やす方法は難しいと思われます。

金融機関によっては修正申告によって増えた所得を
認めてくれるケースもあるかもしれませんが、
住宅ローンを組むために修正申告をしたことが明らかな場合
(例えば5年分を突然修正申告するなど)は、
その修正申告によって増えた所得を認めてはくれないと思います。

また、修正申告によって増える所得部分は副収入の部分だと思いますが、
給与所得に対して副収入の部分(事業所得)が多いと、
金融機関から自営業者と見なされる可能性があります。

自営業者と見なされた場合は、審査がより厳しくなります。
3年間の確定申告が必要となり、自己資金の増額を要求されたりします。
金融機関から見ると、白色申告と青色申告であまり違いはありませんが、
自営業者と給与所得者(いわゆるサラリーマン)では大きな違いとなります。

まず、現状での借入可能金額を試算して見て下さい。

希望物件の購入金額と借入可能金額との差額を明確にして、
過去1年分の修正申告を行うことによりその差額を
増額できるのか確認してみてください。
その際に、給与所得を事業所得が超えないようにした方が良いと思います。
その上で、修正申告をするのが良いのかどうかを判断してみてください。

少しでもお役に立てれば幸いです。