対象:住宅資金・住宅ローン
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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先に延ばされては如何でしょう
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月桃子 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
最終的に購入するならば、将来も資産価値のあるマンション(早めの売却が必要)か、同じく土地付きの住宅になります。それ以外では月桃子様もご認識のように、経済合理性の観点からは賃貸の優位になります。
また、マンション購入は長期的には、大規模修繕や建替えの実現度からリスクの大きな購入になります。(建替えは区分所有者及び議決権の各5分の4以上、大規模修繕は区分所有者および議決権の4分の3以上の決議が必要になり、バークリアーが高いものです)
現時点で、ご結婚やご家族との同居等、不確実性が高い由、購入を先に延ばされることをお勧めします。後で購入された場合には、頭金としての貯蓄額が増加しているものと思われます。
なお、
住居の購入は家賃の前払いと同義です(心の満足度は高くなりますが)。従いまして、より暮しやすさをお求めになるならば、生活スタイルに合う賃貸に一度お住まいになられては如何でしょう。かなりな金額が賃貸料として支払えます。
下記に住宅購入の費用と賃貸の費用を比べる際に必要な項目を示します。読み飛ばして頂いても宜しいかと思います)。
(家賃(管理料含む)×12ヶ月+更新料÷2)×40年=家賃と比較するものは、
概ねの試算として
1.頭金2700万円を40年間で運用しながら取り崩す額(例えば収益率が3%の場合で年間116万円になります)⇒これだけで家賃として11万円近くになります
2.住宅ローンの返済額
3.税金×40年
4.(管理費+修繕積立金)×40年
を算出した後に、40年後の資産価格(売却価格)を引いたものを480ヶ月で除したものになります。
評価・お礼
月桃子 さん
たび重なる質問に丁寧に答えていただきまして本当にありがとうございます。
賃貸が有利であることを十分理解してもなお、あきらめきることができないので、購入を検討したいと思います。ただ、5%程度の値引きがあればという条件ですが。完成在庫(もうすぐ1年)でありながら値引きがないのということが引っかかっていますので。
今回購入を見送った場合は、やはりご指摘の通り現金購入で考えたいと思います。
今まで頭の中でぼんやりと不安に思っていたことが、非常にクリアになり、自分に合う物件価格の目安もはっきりしました。マイナスをプラスに感じられるほどの物件であれば迷わず購入したいと思います。ありがとうございました。
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この回答の相談
≪私自身の状況≫
・37歳、女性、シングル、公務員、遠方への転勤はありません。
・年収は700万程度。家賃7万円の賃貸マンション(家賃補助は2万5000円)
≪購入検討物件≫
場所:都… [続きを読む]
月桃子さん (千葉県/37歳/女性)
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