それほど気にしなくても・・・

2009/11/02 20:57

志田茂建築設計事務所　志田です。

一番太陽の高さが低い冬至で考えると、太陽の高さはおおよそ30度。
影の長さは、高さのおおよそ1.7倍です。
南に家が建った時、1階床からの高さを約6mと仮定します。
(地盤の高さは同じ、地面から1階の床の高さも同じとして)
そうすると　6mx1.7=10.2m　・・・・　南の家の影の長さです。
南の家が、仮に　境界から1m離れたとしてら、境界から　あおももさんの土地に　約9mの影ができます。
それだけ離れればいいわけですが・・・それ以下になる場合、たとえば6.5mなら、9-6.5=2.5(m)・・それが窓から室内にかけて影になっている部分です。

ですが・・・
太陽は動いていますので、真南の位置での影が上記の長さでも、お昼の1時間ほどを除けば、影は別の方向に延びます。また、冬至を過ぎれば太陽の位置が上がっていくので、お昼にﾘﾋﾞﾝｸﾞに影がかかる時期は、そう長くはありません。

なので、6.5mもとれるなら、あまり気にしなくてもいいように思います。
(もっと取れるならそれに越した事はないと思いますが・・)

それより、北に3m取った時、車の切り返し以外の使い道があるのかどうか、そもそも、車を入れる時にバックで入る事はできないのか、、、駐車スペースの位置含めて　今一度、お考えになってもいいかもしれませんね。