対象:住宅資金・住宅ローン
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渡邊 英利
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローン、繰上げ返済のポイントは?
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さくらパン様
はじめまして。
住まいの資金計画アドバイスを専門のひとつとしております、
ファイナンシャルプランナーの渡邊英利です。
まず、返済額指定方式で実質的に毎月繰り上げ返済をされている
という点、とてもよいお考えです。
住宅ローンの利息は、ローン残高に対してつくものですから、
残高が大きいうちに、早めに繰り上げ返済をして残高自体を減らす
ことは大切です。
ところで、さくらパン様の返済ケースでは、ご記載の前提条件が
変わらなければ、2回に分けて繰り上げ返済をする方が、
住宅ローン控除の額では総額約7万円少ない一方で、
完済時の利息の総額では20万円ほど少なくなるという試算となりました。
(あくまでも一定の仮定にもとづく簡易計算です)。
※次の前提条件をもとに試算してみました。
(1)返済額指定方式を今後も継続する
(2)適用金利が今後変動しないとする
(3)繰上返済額は該当年の年末にそれぞれ350万円、200万円、500万円を別途
ただ、やみくもに繰上げ返済をしても、その後の家計運営が苦しく
なってしまっては大変です。
上記の前提条件でそのままいけば46歳で完済できそうですが、
それまでに(お子様がいらしたら)教育費の増加、収入の変化、
により想定通りに返済が進まないかもしれません。
また、40歳時点で安心できる貯蓄額につきましては、繰上げ返済を
積極的に実行し、かつ家計の負担増に見舞われても現金が底を
つかない額、となりますが、それにはご家族構成やこれからの収支を
把握することが必要となります。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
FPワタナベ ライフデザインオフィス
ファイナンシャルプランナー 渡邊英利
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補足
お返事をいただき、ありがとうございます。
少しでもお役に立てましたようで、何よりです。
節目で家計状況を確認しながら、安心・納得の家計運営を
されていかれますよう、お祈り申し上げます。
評価・お礼
さくらパン さん
ありがとうございます。
具体的な例でわかりやすいです。控除の事よりも利息の軽減の方が、多いのですね。
これからの家族構成ですが、2人のままだと思います。
40歳を貯蓄の1目標にしていけたらと思っています
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
平成19年6月に2400万円を借り入れ、金利2.35%35年でローンを組んでいます。10年の減税にしました。
毎月の返済額が、83,881円ですが毎月返済額指定方式を使用利用しているので毎月15万円返済してい… [続きを読む]
さくらパンさん (千葉県/34歳/女性)
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