対象:マッサージ・手技療法
産後の腰痛:仙骨部の痛み
出産時には、産道を広くするために骨盤の前のつなぎ目(恥骨結合部)と後のつなぎ目(仙腸関節部)がゆるんで出産をします。
出産後、このゆるんだ恥骨結合部と仙腸関節部は、少しずつ自然に妊娠前の状態に戻っていくのですが、その戻りを手助けするために産後は昔からさらしやコルセットなどで骨盤を締めて骨盤を安定しやすくする方がよいとされています。
また、この期間は多少なりとも骨盤内での炎症などがありますので、自然に戻るのを待った方がよいと思います。
その後も骨盤の戻りが悪く、股関節の左右機能角度が悪くなっていたり、骨盤の仙腸関節部がズレたりままになっていたり、骨盤が傾斜やねじれを起こしていると、産後の腰痛や体質変化の原因となってきます。
仰向けで仙骨部の痛みがあることからすると、仙腸関節部がズレや骨盤が傾斜やねじれが考えられますね。
最近は産後の骨盤矯正など情報が多くありますが、
実際上は「骨盤のゆがみ」の状態は元々の「骨盤のゆがみ」の程度やお産の状態など人によって異なりますので、ご自分での骨盤体操やストレッチはかえって悪化させるリスクが高くあります。
現実に痛みがひどくなっていることからも、まずは控えたほうがよいでしょう。
また、あまり無理をせず、もうしばらく様子を見て、あまり改善してこないようでしたら、
信頼できる手技療法専門家(整体やカイロなど)で股関節の機能角度や骨盤の傾斜やねじれ、周辺筋肉の状態など「骨盤の歪み」をチェックしてもらい、しっかりと整えておきましょう。
参考Q&A:産後の骨盤矯正について
http://profile.allabout.co.jp/pf/kawaikinkeitai/qa/detail/24639
身体不調の原因「身体のゆがみ」をモアレ写真で科学的に分析!
*病院でよくならなかった肩こり・腰痛・慢性疲労・アトピーなど専門
体にやさしい骨盤ゆらゆら整体! 川井筋系帯療法治療センター
東京 横浜 船橋 さいたま新都心 名古屋 http://www.kawaikinkeitai.co.jp/
回答専門家
- 川井 太郎
- ( 東京都 / あん摩マッサージ指圧師 )
- 川井筋系帯療法治療センター 院長
身体の歪みを改整してナチュラルヘルスケア&アンチエイジング!
首肩こりや腰痛、便秘、更年期障害、アトピーなどの諸症状を独自の身体分析法と手技施術で改善へ導きます。40年の実績がある独自の整体「川井筋系帯療法」は、東京、横浜、船橋、大宮、名古屋、札幌でこれまでに5万人以上の施術実績があります。
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