対象:ペットの医療・健康
RE:猫の痴呆について
2009/10/16 17:58
猫にも認知障害症候群は報告があります。確認するするためのチェック項目は犬と同様です。
・動きが鈍くなる
・寝てばかりいる
・突然大きな声で鳴く
・人や物によくぶつかる
・昼夜の逆転
・狭いところに入りこんで、出られなくなって鳴く
・名前を呼んでも反応しない
・無関心
・排泄の失敗
・食べ物の嗜好が変わった
・食べ物を異常に欲しがる
痴呆は脳の神経細胞に老廃物となった代謝物が蓄積して進行しますが,全身の代謝,体温,麻酔などによっても進行状況が変化することは充分考えられます。ただし,全身の変化が痴呆や年齢のためだけではないのに,年齢のためとされていることも少なくありません。
今回の症状として異常な食欲とありますので,一般的なスクリーニング検査の他に,甲状腺機能亢進症のチェックが欠かせません。また,腎性高血圧,脳腫瘍などで頭痛があり,夜鳴きをしているという考えもあり血圧測定,状況により神経学的検査も必要です。繰り返し全身的な検査を受けてください。
痴呆症と限らず,高齢であればシニアー用のお食事を与える,抗酸化作用のあるサプリメントを与えるのも良いでしょう。
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痴呆
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2009/09/30 16:23
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