対象:住宅設計・構造
仕上げ材の厚みと塗装の確認を
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はじめまして。メリット結構あると思います。
合板フローリングでの価格差の要因は下地合板のことから仕上げの塗装まで、結構あるのですが、みどちゃんさんのお尋ねに関して、考えていただきたい数点をお伝えします。
合板フローリングの仕上げ(表面の貼り材と仕上塗装)にご注意ください。
合板フローリングの木目をつくる張り材ですが、これには、紙のプリントや実物の板などがあり、板も厚みが、紙並みの厚さから、3mm、5mmと厚めのものまであります。安価なものは、紙また紙のように薄い板のものです。
それだけ薄いと、何かで床をひきずったら、すぐに傷つき、下地のベニヤが見えてしまいます。そこで傷つかないようにカバーしているものが、塗装の強さです。ですから、強い塗装のフローリングの方が少し高価になっています。
合板フローリングで、僕がよくお勧めするのは張り板の1mm以上のものです。ダイニングチェアーの引きずりや、引っ掻きに強い塗装でも落下物には弱いものですから、傷ついた時に、すぐベニヤが見えるのは避けたいとお話しします。できれば厚みが3mmあると良いのですが、一般メーカーさんには安価の物がないかもしれません。
また、5mmあれば(3mmでもまあ)、無垢のような感覚で、塗装も、木の肌触りの感じられる自然塗料が選択できると思います。
ぜひ、性能以外にも、風合いなどを実物サンプルをもらって、ご検討ください。
評価・お礼
みどちゃん さん
ご回答有難うございます。
張り板の厚さと塗装の強さですね。とてもよく分かりました。
推奨していただいたレベルのものが、実際に採用できるかは?なところもありますが、ポイントを明確にしていただけたので、その方向性をもって検討したいと思います。
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この回答の相談
ハウスメーカーにて新築予定です。
床材は、メーカー標準仕様の合板フロア12mmでと考えておりました。(床暖房なし・ダーク色)
知人から、『床材は特に良いものを使った方がいい。』と言われた… [続きを読む]
みどちゃんさん (岡山県/38歳/男性)
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