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上手な感情表現の想像と練習&生活習慣の点検・改善を

2009/09/10 12:56

幼少時から情緒不安定な状態があり年齢とともに増幅されてくると、どうしても自己嫌悪感や自己存在感の無さを持ちがちです。社会的にも感情表現がオーバーだと偏見を持たれやすいのが現実です。

しかし情緒不安定ということは見方を変えれば、感情表現が豊かと言い換えることができます。もし人間が感情表現なしで生きていたら、対立の絶えない殺伐とした世の中になっていることでしょう。感情表現は人間関係の潤滑油であり、感情が豊かということは大切な資質です。あまり気に病むことはありません。

とはいえ、余りに情緒不安定で怒りや悲しみなどを抑えられないでいると、社会生活の上で大きな支障を来たすのも事実です。感情表現の「程度」と「質」というものを向上させ、上手にご自分の感情を伝えるようにしましょう。

先ずは上手に感情表現している自分を具体的に想像してみましょう。豊かにかつ節度をわきまえながら、喜びや楽しさ、ワクワク、時には悲しみや怒りといった感情を表現し、それを周囲の人たちと分かち合っている状況をアリアリと思い浮かべます。

続いて「練習」も有効です。身近な友人などと感情表現の練習をします。その際友人には、あなたの感情表現を受けた感想を言ってもらうことと、友人自身の感情も表現してもらい、感情のキャッチボールをするとよいでしょう。

それから情緒不安定になっている原因についても考えてみましょう。人間関係のストレスや環境の急激な変化なども原因となりますが、より大きな原因としては食生活の乱れと栄養バランスの崩れ、それに低体温が挙げられます。

これらの要素については、このQ&Aやコラムで何回も記載しているので、参考にしてください。栄養バランスの乱れは反応性低血糖や神経伝達物質の機能低下を通して、情緒不安定や自律神経失調、うつ傾向などを引き起こします。糖質の過剰摂取を避け、充分量の野菜や果物、豆、適量の肉や魚を食べることが大切です。

回答専門家

吉野 真人
吉野 真人
( 東京都 / 医師(精神科) )
03-3277-3737
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病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。

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この回答の相談

自分をコントロールする方法は?

心と体・医療健康 心の不安・性格改善 2009/08/23 02:36

はじめまして。33歳、女性、独身、海外で暮らしております。

私は喜怒哀楽が激しく、幼い頃から情緒不安定でよくキレては泣いて、そうかと思うとすぐにケロッとしてる、そんな感じの子でした。両親… [続きを読む]

sakuracasadoさん (茨城県/33歳/女性)

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