対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
価格変動時の対応も忘れずに。
- (
- 5.0
- )
はじめまして、FPの岩川と申します。
寝かせられる期間に応じて、投資先(商品)を検討し、また、選択されたどのファンドも、目的沿っており、とても良い判断です。投資に対する理解を感じます。
検討中のファンドですが
世界経済インデックスとバンガードは、国内外を問わず時価総額に応じた資産配分ですから、為替の影響を大きく受けます。
スゴ6は、国内、海外を半分ずつですから、上記ファンドと比較すると国内が多い分、為替の影響が少なくなり、価格変動は小さくなります。
いずれも、バランスファンドで、常にポートフォリオが最適化される訳ですから、重要視するのは、価格変動時の対応です。
初めての投資の場合は、商品選択で失敗するのでなく、リスク許容度の見極めができずに失敗するケースがほとんどです。
自分自身がどのくらいのリスク(価格変動)に耐えられるかを、事前に把握できるかどうかです。ここを具体的に計画しなければ、上昇時、下落時に売却し、長期資産形成が中断してしまいます。
積立額も小さくはないですから、できれば、投資専門のアドバイザーに相談するのも良いと思います。
税優遇を取るか?
好きな商品を購入するか?とのことですが、
401Kは、所得税の優遇だけでなく、運用中は非課税、購入、管理、スイッチングに関するすべてにおいて低コストで有利です。
基本的に401Kは、資産形成の手段としては、一番有利といっても過言ではありません。
将来の年金不足を補ってもらうために国が支援(税優遇)している制度ですから当然です。
(自助努力を推進しなければ、年金原資の宛てがない国も困りますから・・)
できることなら401Kで行いたいですが、老後までクローズされてしまうのは、大きなデメリットです。
老後までは予期せぬ事もありますので、「運用中の有利」より、「資金の流動性」を優先するべきでしょう。
つまり、最低限の金額で401Kを実行し、その他は、検討中のファンドで行えば良いと思います。
補足
最後に7年後に使うお金の投資先は、リスクさえ理解していれば、検討中のファンドも宜しいかと思います。
MMFは、1年、2年に使用するお財布代わりの商品です。
不明な点があれば、気軽にご質問下さい。
参考までに
株式の資産配分(アセットアロケーション)
http://toushinmkt.seesaa.net/article/112761391.html
リスク許容度の重要性(簡単そうで難しい、「これが長期投資!」)
http://toushinmkt.seesaa.net/article/112761397.html
評価・お礼
ここママ さん
質問に対して的確に答えていただき、ありがとうございます。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
34歳の派遣社員(女)です。
夫は37歳で3歳の娘が一人います。
娘の教育費や車の買い替え(2台保有です)老後資金のために、投資を始めてみようと思っています。
教育費(15年後、月… [続きを読む]
ここママさん (三重県/32歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A