対象:経営コンサルティング
田邉 康雄
経営コンサルタント
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セミナー講師質問の真意
私は事業的規模で不動産賃貸経営をしています。5棟10室という基準以上の規模で経営しているので事業的規模と税務署から認定されています。
この事実から不動産賃貸経営の場合、事業とは一定基準以上の規模で経営している業者が事業者と呼ばれるものと私は理解しています。
その一方で家業という言葉ですが、私の家業はエンジニアです。四代前の先祖以来家業としてエンジニアをやってきました。すなわち、家業とは代々継承して営んでいる職業のことをいうと私は理解しています。
家業に対して生業(なりわい)という言葉があります。生活維持のためにささやかな収入の道を手がけることです。多くの場合、祖先伝来の収入の道を選んでいるようです。娘田邉寛子が商店街の街並み設計の仕事をしていますが、多くのお客様はその地で先祖代々家業を営んでこられた立派な方々です。
ことばの定義は人によって異なりますから、ここで定義論をすることは得策ではありません。そうではなくてセミナー講師の質問の真意を探ってみましょう。
「家業ですか? 事業ですか?」
という質問は、「生活のためにささやかな収入の道としてやっておられるのですか。それともこれを個人事業主として事業的規模に発展させ、さらには法人成りして株式会社等等に発展させるおつもりですかという質問に等しいと私は考えます。
私の場合は、家業がエンジニアであり、生業が不動産賃貸経営であり、事業が有限会社田辺コンサルタントグループによる「生涯現役エンジニア」への道の指導です。
事業は当初法定登録田辺技術士・中小企業診断士・労働安全コンサルタント事務所として個人事業主でした。これを法人成りして有限会社田辺コンサルタントグループとしました。
私の事業「生涯現役エンジニア」に御興味を持って頂けたら、下のURLを開いていただけますか?
http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4901689622/ref=sib_dp_pt#reader-link
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この回答の相談
今までサラリーマンで独立して有限会社 で不動産業をしていますが、セミナーで目からうろこのことがありました。
あなたは家業で仕事をしていきたいのですか、事業としてですか。と話がありました。
そうかと思いましたが、家業と事業の違いが良く分かりません。
教えてください。
三保の松原さん (埼玉県/62歳/男性)
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