暖簾分けする側の気持ち

こんにちは。
整体経営コンサルタントの中村守です。
山形県河北町という人口28,000人の町からお答えします。

どのような業種かわかりませんが、飲食店や、私のようなサービス業だと
想定してお答えいたします。

私は、暖簾分けは、自分の弟子・従業員の独立を支援する1つだと
考えております。
私自身も同じような名前で、近所に店をだすことを奨励していますが、
心から弟子には成功してほしいと思いますし、
私自身も弟子には負けられないという思いでいっぱいです。

何よりも、弟子の成功=私の成功とも考えておりますので、
絶対に成功していただきたいのです。
暖簾分けをする側には、そのような感情があるものと考えております。

さて、人件費削減というと、事業において余剰なコストであり
暖簾わけにふさわしくない人材からやめていただければ・・・と
いうイメージがあります。
暖簾分けが、そのような人材の削減のためにお使いになるのでしたら、
あなた様が築いてきた評判を落としてしまうものではないかと考えます。

もし、そのような形でなく、優秀な人材に暖簾分けをして成功してもらいたい、
ご自身も結果的には、人件費削減をして、あらたな人材を育てる・・・・
というのであれば、残った方々のモチベーションをあげるきっかけになるかもしれません。
常にフレッシュなよい人材を確保する方法としては、
暖簾分けは悪い方法ではないと思います。
ただ、そうしても大丈夫なように、ある程度の人材育成をしてからになると思いますが。。。

暖簾分けは、暖簾分けをする側が試されるもののように感じています。
今一度、あなた様の心に「何のための暖簾分けなのか」を
質問してみてはいかがでしょうか?