対象:教育資金・教育ローン
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同じリスクなら、リターンの高い手段を選択する。
初めまして、FPの岩川と申します。
ご質問拝見しましたが、金融商品への理解の高さが伺えます。
おそらく oji123様が考えられているのは、
同じリスクなら、リターンの高い手段(商品)を選択し、
同じリターンなら、リスクの低い手段(商品)を選択したい、と言うことですよね。
これは、投資、金融商品購入の基本的考えです。
元本保障型の金融商品は「投資期間」と「信用度」が同等であれば、概ね投資効果も同等です。
ご存じの通り、仮に10年の貯蓄保険なら、
A保険の返戻率は109%
B保険の返戻率は112%・・・・
年率で考えると0.1%程度の違いで、「どんぐりの背比べ」です。
これは、各保険商品の最終的な投資先が、みな同じ(債券投資)であるからです。
裏を返せば、投資期間が同じなら、何らかのデメリット(リスク)がないのに、ある商品のみリターンが高くなることはありません。
つまり、同じ債券投資をする場合、
保険会社の貯蓄保険を経由するのか。
銀行の定期預金を経由するのか
証券会社で、ダイレクトに購入するのか
投資先までの手段、コストにより、リスクとリターンに違いができます。
ちなみに、財形、年金保険、養老、長割、学資保険も・・・みな大同小異ですよね。
同じ投資先でリスクを低く、リターンが高くするには、国内債券の投資信託です。(金融機関の破綻リスクを引き受ける必要もなく、無駄なコストがかからない分リターンが高い。)
【世界同時不況と重なると最悪】と心配しておられますが、投資先が世界の株式や債券の場合です。
保険商品のように価格変動のリスクを受け入れたくなければ、公社債中心の投信を利用すれば良いと思います。または、多少のリスクを受け入れ、リターンを得るならば、海外債券ファンドなどを少し保有しても良いでしょう。
高いリターンを得るならば、そのリターンに見合ったリスクを【必ず】受け入れる必要があります。
補足
価格変動リスクを受け入れられない人は、残念ながら、小さいリターンしか得られません。
ただ、投資の場合、定期的にリバランスができれば「10年後不況=損」であるとは限りません。
不明なことがあれば、気軽にご質問ください。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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この回答の相談
36歳会社員で、家族は専業主婦の妻28歳と2人で、9月に第1子が生まれる予定です。
子供の誕生に合わせて、教育資金の積立てを考えているのですが、低金利のこのご時世、何で積立ててよいのやら悩んでおります… [続きを読む]
oji123さん (東京都/36歳/男性)
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